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2017年3月19日日曜日

70歳までに必要な資金も再計算

前回の計算で定常的な生活費は年間200万円と見積もればよいということになった。

では公的年金を70歳まで繰り下げたとしてそれまで15年間に食いつぶす貯蓄はいくらあればよいか計算してみよう。以前は3800万と試算したがちょっと余裕を見た。

A 期間限定の支出
 2年間の住民税・健康保険 90万
 住宅ローン返済 400万
 国民年金(7年分) 140万・・・任意加入2年を含む
 個人年金の掛金 270万

B 生活費

 200万×15年 3000万

C 60歳からの個人年金の収入

 80万×10年 800万

(第1案)
A+B-Cで、3100万円。
貯蓄とは別に、現時点の個人年金原資が1300万程度ある。
よって金融資産として4400万円必要ということになる。

(第2案)
65歳から年金をもらうならば、3800万でよい。

(第3案)
さらに個人年金をやめて65歳から公的年金だけでよいのなら、2600万円でよい。
私が最初に早期退職を考えていたころはこの案が目標だった。

ただどの案でも 収入>生活費 にすることが必要だ。
「貯蓄から補う」のであれば「何歳まで生きるか」を計算に入れなくてはならなくなる。以前書いたように、長生きするのが「リスク」となるような人生は御免である。


さて私は第1案で行こうと思っているわけだが、同じ資金で他の案を採用したら資産残高がどうなるかシミュレーションすると、第2案を逆転するのが82歳、第3案が81歳となった。その後は差が開くが、1000万の差がつくのは第2案が94歳、第3案が87歳となる。

正直第2案でよいかもしれないが、今後数十年間支出が年間200万で収まるとは考えられないので、収入>生活費 をキープすることを考えればやはり第1案が無難か。

自由に動かせる資金をたくさん持って株やFXで儲けるという考え方もあるが、今のバブルがずっと続くとは考えられない。

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