一昨年の秋、勤続30年の旅行券をもらった。
一人で使うなり換金しようかとも思ったが、母と旅行することにした。
今まで日帰りでカニを食べに行ったりしたことは何回もあるが宿泊は初めてだ。
ただこれが強行軍だったようで、階段の上り下りはもちろん、平地を歩くのでもすぐに座り込まなければならず帰りの電車もぎりぎりになった。予想外の弱りようだった。
これでは行きたいところも行けないだろうから、曲がりなりにも動けるうちに色々と手助けをして充実した老後を送れるようにしようと思ったのがきっかけだ。要介護状態になってからやむを得ず離職するのは敗北だと思ったし、稼げるだけ稼いでケアの手厚い老人ホームへ入れるというのも何か違う気がした。
今の仕事についてもコンピュータに詳しいということで重宝はされているが本来業務で評価されているわけではないので、どうしても続けようという意欲は沸かない。入れ替わりは結構ある職場だがおかしな人たちが次々と現れるので早く縁を切りたいという気もある。
あと考慮すべきは経済面だけで、この4月でも辞められたかも知れないがもう1年働けばまず大丈夫だろうということで、来年3月に照準を合わせた。
とりあえずは要介護というわけではないので、親のことだけでなく自由な時間を色々なことに使っていきたいと思う。
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