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2017年5月31日水曜日

筋肉疲労物質は乳酸でないなら一体何か

以前にも書いたが、ここ数年のトレーニングは平日のゆっくり走、週末のポイント練習(坂ダッシュ・階段走など)になっている。

ポイント練習の時は脚の筋肉がいわゆる「乳酸がたまった」状態になる。あるいは最近始めた体幹トレーニングでも腹筋に「乳酸がたまる」。

ところが最近のネット上では乳酸は疲労物質ではないという説が主流なようである。むしろエネルギーを産み出す有用な物質だという。その論理は、

(1)激しい運動(無酸素運動)では酸素の供給が追い付かないため、解糖系という効率の悪い反応でグルコースを分解し乳酸という不完全な燃えカスを生じる。

(2)運動強度を落として酸素の供給が追い付く(有酸素運動)と、乳酸を分解する反応が起こる。燃えカスは二酸化炭素と水である。よって乳酸はエネルギー(ATP)を生み出す有用な物質である。

しかし化学的エネルギーが保存されることを考えれば、一定量の糖に一定量の酸素が反応すれば一定量のATPが生じるのだから、不完全な燃えカスである乳酸がエネルギーを生み出すのは当たり前である。

炭素を不完全燃焼させれば一酸化炭素が生じ、一酸化炭素を燃焼させれば二酸化炭素が生じる。合計すると最初から完全燃焼させるのと生じるエネルギーは同じだ。しかし一酸化炭素がエネルギーを生み出すからといって有用な物質と言えるのか。

エネルギーを生み出すかどうかではなく生理的な作用として疲労感を生じさせるのかどうかで判断しなければならない。

その点で、筋肉に乳酸を注入しても疲労感は生じないという話もネットには出ている。事実なら傾聴に値する。


では結局疲労物質な何なのか。

ネットでは「FF」なる物質が取りざたされている。激しい運動によって活性酸素が生じそれが細胞を破壊してできるたんぱく質だそうだ。何でも活性酸素のせいにするのも胡散臭いが、この物質は脳に作用して疲労感を生じさせるとのことだから、全身倦怠感は説明できても局所的な筋肉の感覚は説明できないだろう。またたんぱく質のような大きな分子が脳関門を通れるのだろうか。


では結局疲労物質は何なのか。

「解明されていない」というサイトもある。乳酸によって酸性になった結果疲労感を感じるというサイトもある。とにかく激しい運動で急激に生じて運動をやめれば10秒ほどで消える、鍛えれば生じにくくなる(速やかに消える)、そんな物質なのだが。

2017年5月28日日曜日

介護職員初任者研修がスタート

先に申し込んだ介護職員初任者研修がいよいよ始まった。平日2回で順調にいけば2か月ほどで終了する。

初回は受講の説明で半日なのでお昼頃歩いて家を出た。昼間からリュックを背負って歩いているので街道歩きの暇人に見えているだろう。すれ違う人々は学生が多い。暇人なことは間違いない。

1時間ほどで雑居ビルの一画の会場に着いた。安い講座はその時だけ場所を借りるというネット情報もあるが、ここはずっとこの場所で開講される。

定員は20人で子供に手がかからなくなった主婦という感じの人が多く、男性は5人ぐらいだった。若い女性ばかりというのを期待ではなく心配していたがそうでもないようだ。

初回なので自己紹介があるかと思ったが特になく、受講に関する説明と、介護の心構えのような授業とで終わった。

説明では、居眠りが改まらない人とかセクハラ的言動のある人とかメールやLINEをしつこく聞く人とかはやめてもらいます とのことだ。当たり前だがそういう人があるということだろう。

まだわからないがみんな色々な思いを持って参加しておられるのだと思う。私も恥ずかしくないように受講していきたい。

2017年5月26日金曜日

歓送迎会に招かれる

職場の歓送迎会に行ってきた。職場全体の会は4月にあったが今回はある小さなグループで参加者は5人である。介護職員初任者研修の場所に近い店なので当然歩いて行ける距離である。会場は若者向けで隣は大学生の集団だったが企画してくれた人がオーナーと知り合いということでここになったようである。

平日なので設定は19時であるが、それでも開始時刻にいたのは私ともう一人だけで、会議があったり打合せが思いのほか長引いたりしているらしい。

最初にいた人は去年入ったばかりの新人で、私が抜けたために大きな仕事を任されて大変だということだが、こんなことまで書くのかと思うほどの事細かな引継文書を作っておいたので何とかなるだろう。私が5年前に前任者から引き継いだときはただの一言もなかった。書いてある通りにしかできないというのも困るが初めてなら仕方ない。まあ頑張ってほしい。

そのうちみんな揃ったがこういう少人数の会だとどうしても職場内の愚痴や悪口が話のメインになってしまう。私はそういう話は嫌いだ。文句があるなら直接本人に言うなり公の会議で言うなりしなければ改善しないんだし、その根性がないなら陰でも言うなと思う。言う人も言われる人ももう私には関係のない世界の人だからどうでもいいんだが。

私自身の話も少しは出る。もうフルタイムで働く気はないと言うと、「稼がなければならない人」と「稼いでもいい人」の違いだなとうまく表現された。私としては「稼いだ方がいい人」だとは思う。

なにやかやで3時間近く飲んで電車で帰った。

2017年5月24日水曜日

三角コーナーには熱湯を

基本的に母親に食事の支度はしてもらっている。ただ気力体力ともに衰えているせいか後始末がかなりぞんざいになっているので最近は私が炊事場周りを掃除しているが、三角コーナーには黒や白のぬめりがついて洗っても洗ってもまた発生する。

特にぷるんとした白いぬめりは最初は脂がしみ出してきたのかと思っていたが、生ゴミの種類によらずかつ大量に発生するので正体不明だった。

それとは別に我が家はオール電化で深夜電力が安いので、ポットの残り湯は夜に捨てて新たに沸かすようにしていた。初めはただお湯を捨てていたのだが、ある時から気休めに三角コーナーの生ゴミにかけるようにした。煮物のようないい匂い?が漂ってくる。

数日後気がついたのだが、三角コーナーのぬめりがなくなってぴかぴかになっている。 それ以降も発生しなくなった。

思うにあのぬめりは細菌が繁殖したものだったのだろう。三角コーナーが醸造屋の樽のような役割を果たしていたわけだ。洗剤で洗っても細菌は死なないが熱湯ならコロリだ。酒蔵が火事で焼けたようなものだ。物理の力が化学の力に勝った瞬間に立ち会えた。


今はポットの残り湯をまずボールに入れ布巾を消毒、排水口の上に三角コーナーを置いてそのお湯を注いで串刺しで消毒、としている。洗剤や殺菌剤は必要ない。今頃何を言ってるのという人もあるだろうが我が家では新発見であった。

ポットにお湯が残っていなかったらどうするか? 明日もある。ゴミは逃げない。

ちなみに三角コーナーも排水口バスケットもストッキング生地のネットをかぶせている。ぬめりには関係ないがゴミを捨てやすくするためと排水管の詰まりを防ぐためである。バスケットにたまったものを手で掻き出すのは勇気がいる。


今は亡きあのぬめりを牛乳に入れたらヨーグルトになるのだろうか。常温で生成するからカスピ海ヨーグルト?

2017年5月22日月曜日

20km歩いた

地元のお寺に家から歩いて行った。片道10kmぐらいで直前は山道になる。

退職後何回か車では行っている。初詣のシーズンは大賑わいになるようだが何もない平日は閑散たるものだ。

ただこの日は多くのネット情報が異口同音に「参拝者で賑わう」と書いている縁日で駐車場が心配だったので一度家から歩こうと思った。

4月に歩いて帰った資格試験会場の延長上なので、前半1時間はすでに歩いた道、30分は車で通った道、最後30分は山道となる。

車で通っている道でも歩いてみるとこの店はここにあったのか、などと気づくことが多い。山道は車両通行禁止だが待避所もあって関係者がジープで通るぐらいはしていたのだろうが大雨で路肩が崩れている所があって今は無理だろう。

やっと到着した境内は「縁日で賑わ」っているどころか誰もいない。後から3人ほどやってきただけだ。いつもの平日より少ない。実際賑わっている様子を見て書いている奴など一人もいないのであろう。オリジナルな情報なら自分の言葉で書かれているはずだが、どこを見ても表現まで同じという情報はいくら多くても信ずるに足りない。

とは言っても空いている方がいいので20分ほどゆっくりして帰途についた。山道は下りだから早く帰れるかと思ったが大半は平地なので結局2時間かかった。GooglMapの推定時間はぴったりだ。

以前書いたように、退職金定期の口座を3つ開くために大きな町へ行かなければならないのだが、今回の往復で片道分の距離は歩けることがわかった。往復はたぶん無理だということも。

2017年5月13日土曜日

富士通F-11DのGPS機能が改善?

昨年MVNOのGPS機能とSMSオプションの関係について記事を書いたが、その後の経過である。

昨年いじっていた富士通F-03Dはいじりすぎて調子が悪くなってしまったので、所有するスマホはF-11Dのみとなった。この機種はどういじってもGPSの掴みが悪くてどうしようもないやつと思っていたのだが、コンパクトで電池が長持ちするので捨てがたかった。「青ランプモード」もある。今はこの機種にmineoの通話なしSMSオプション付きのSIMを入れている。

GPSについて現時点までに分かったことをまとめてみよう。過去に書いたことと重複も多い。

(1)初期位置の問題

a SMSもWIFiもなければ日本の中心である駿河湾になってしまう。誤差も大きい。
b SMSがあると最寄りの携帯基地局が初期位置になる。誤差は10km以上になるときもある。
c WiFiをONにして近くにアクセスポイントがあればほぼ正確な位置を示すが誤差は3000m程度になる。

※誤差とはGoogleMapの青い円の半径やGpsStatusなどで表示される数値。誤差が大きい状態ではナビも機能しない。衛星の電波で位置が決まれば誤差は数mになる。

結局bやcは、衛星の電波で位置を決めるまでの間大体の位置を教えてくれるという程度のものだ。「WIFIをONにするとGPSの精度が上がる」わけではない。ただ位置決めの際大体の位置から逐次近似していくという計算をしているなら第一近似が正確な方が早く収束するとは思うが、WiFiでほぼ現在位置を示しているときでも位置決めに数分以上かかる。

(2)A-GPSの問題

以上はA-GPSではない。A-GPSは衛星の位置を早く掴むためのものだ。

ドコモのスマホはSUPLサーバーがドコモのものに設定されていて、ドコモ本体と契約しSPモードを使わないと接続できずMVNOではA-GPSが使えない。 そこで「gps.conf」というシステムファイルを書き換えてGoogleなどのSUPLサーバーを使えるようにするとよいはずなのだが、情報が入り乱れていてこのファイルの正しい記述が何なのかわからない。機種によっても違うだろう。

今までいろいろなサイトに書かれている記述を全部取り入れてごてごてしたファイルにしていたのだが、最近とあるサイトのシンプルな記述にすると何だか調子が良くなった感じだ。サイトは「F-11Dカスタマイズ用zipファイル」で検索すればヒットするだろう。「DEFAULT_AGPS=TRUE」なんていういかにも有難そうな記述もない。

オリジナルの「gps.conf」をリネームして保存していたので確認したら、SUPLホストとポートの2か所が違うだけということに気づいた。余計なことを記述しない方がよいということだ。

ただし「gps.conf」の書き換えの真の効果を見るためには、内部にキャッシュされている情報を消すために数日間GPSを使わず、再確認は遠く離れた場所でするのが万全だろう。ネットで見かける「~したら早くなった!」というのは単に時間が経っただけのことかも知れない。

この記述にしてから衛星を掴むのは早くなり数も増えた。また「3/5」のような表示も出て、A-GPSが確かに機能していると思う。今までは「3/3」のように分子と分母が一緒であった。

ただ問題はここからで、衛星を10個掴んでもなかなか誤差は小さくならない。位置決めの計算に時間がかかっているのだ。これはGPSチップの問題かCPUの能力の問題だろう。シングルコアの1GHzでは・・・。電波が強い方が早いような気もする。

なお1回だけのことなので再現性はわからないが、WiFiをONかつ周囲にAPがない場所にいるとき、衛星をたくさん掴んでいてもいつまでも位置が決まらなかったので、WiFiをOFFにしてみるとすぐ位置が決まった。そこで「gps.conf」で「ENABLE_WIPER」を1から0にしたがあまり関係ないようだ。

最後にF-11Dの名誉のために言っておくと、いったん位置が決まればYahooカーナビなども快適に使用できる。走り出してから5分ぐらいたつと突如案内を始めてくれる。

2017年5月11日木曜日

母とホテルでのんびり過ごす

母が急にホテルに2泊ほどしたいと言ってきた。疲れた、と言う。

私が昼間も家にいるのが原因なら本末転倒じゃないかとドキッとしたが、そうでもないようだ。

電話や来客があるといちいち出なくてはならないのが疲れるという。多くはセールスなどだが中には重要なこともあるかも知れないから出ないわけにいかないと。そういうことに煩わされずに2日間ほどゆっくり寝ていたいということらしい。

狭い家だから一階の居間で母が座るか寝転んでいるかする場所から電話まで2m、玄関まで4m程度のことではあるが、立ち上がる力が衰えていて大変なようだ。いったん立ってしまうと歩くのは何とか出来て近所のスーパーに行ったりたまには電車に乗ってデパートに行ったりしている。そこしか見ていないから近所の人からは年の割には元気だと思われている。

ということで近場のホテルで2泊3日のプランを探してみた。もちろん平日である。

楽天トラベル、じゃらん、一休で調べてみると、知っている人には当たり前かもしれないが同じプランでも値段が違う。同じ楽天トラベルでも「スタンダード」と「直前割引」で違う。

結局楽天トラベルで朝食付き直前割引プランを、一休で同じホテルの1ドリンク付ディナーバイキングをとった。2食付きプランと比べたらドリンクの分も入れて1000円ぐらいは安くなった。

ホテルは先日口座を開設しに行った銀行の近くである。ホテルから銀行に行ったら楽だったのだがこの話が出たのが行った次の日だ。いい運動だったということでよしとしよう。

母は食事以外はずっと寝ていたが、私は暇なのでジョギングに出たりブログを書き溜めたりしていた。3日目の朝は走って家に帰ってゴミ出しをした。 大浴場には5回入った。

家で寝ていて電話や来客や食事の支度は全部私がやる、というのと同じことかも知れないが、非日常の環境で過ごすというのは刺激があって精神的にもよかったろう。

2017年5月8日月曜日

Google AdSenseの審査に合格した

先日「不十分なコンテンツ」で審査落ちしたAdSenseに再挑戦したら合格した。

審査落ちの後AdSenseのサイトにアクセスすると「アカウントが無効になっている」とのこと。このままでは再申請もできないわけだが、世間では何度も挑戦している人はざらにいるらしい。

アカウントの復活に関して書いてあるサイトを見ても、違反行為で停止された場合のことばかりで審査落ちの場合は書いていない。みんなアカウントを新規作成しているのか。しかし1人の運営者につきアカウントは1つだけ、のようなこともどこかに書いてあったので、ブログを1から作り直さなければならないのか。いや書いていないのは猿でもわかるからだ。

など色々考えながらあちこちをクリックしていると、Goofle AdSenseのサイトの多分「設定-アカウント-アカウント情報」のところにそれらしいリンクがあった。今はないので正確には覚えていない。

とにかくそこからクリックしていくと、なんといきなり「審査するからしばらく待て」のような画面になった。 再申請は最低でも2週間空けろという情報もあったのでしまったと思ったが仕方がない。

内容を変えていないなら結果は同じになるはずだが、一応いろいろ改善はしていた。一番大きいのは「SearchConsole」に「sitemap.xml」を登録したことだろうか。これはよくある訪問者向けのサイトマップではなくてGoogleのクローラ向けのものである。わざわざ作らなくてもBloggerでは自動的にルートディレクトリに作成されているらしい。

「http://moukokoradeyoka.blogspot.jp」だけでなく「.com」や「https://」のバリエーションも含めて4つのURLについて登録した。「サイトマップの送信」ボタンを押すと「送信」の数がちょうど記事数になっている。数日後には「インデックスに登録済み」がその数に近づいてくる。

「検索アナリティクス」に検索ワードが出てくるのはなぜか[http://~.com」のサイトだけだが、これが出てくるということは「クローラによる解析」ができたということだろう。

とにかく現在ご覧のように広告が表示されるようになった。何でも合格というのは気持ちがいいものだ。

2017年5月6日土曜日

個人事業主を「開業」

リタイアすると無職になるわけだが、これが聞こえが悪い。世間の無職の方々には失礼だが。そこで「自営業者」になるべく4月1日付で個人事業主の開業届を出した。

事業内容はコンピュータ何でも屋さんぐらいになるだろうか。パソコンの設定やトラブル解決、自作の指導、簡単なネットワーク・ドメインの構築と管理程度しかできないが。

儲けるつもりも積極的に広告して受注するつもりもないが自営業者という肩書だけキープしたい。こちらには定年も退職金もない。

手続きは簡単で、まずは国税庁のサイトからA4サイズ1枚の開業届をダウンロードする。PDFファイルだから手書きで書くしかないと思ったが、最近はPDFでも「フォーム」の部分は入力できるようで必要事項を入力する。ただAcrobatDCを使わないとうまく入力できない。最近WindowsをクリーンインストールしたのでAcrobatDCも新しくインストールする。

開業したという証拠のために手元にコピーを取っておくとよいとのことなので、印鑑を押した上でコピーを取る。個人番号も書いてあるのだが、国税庁の説明によると個人番号の管理には注意せよとのことなので個人番号の部分に黒い紙を張り付けてコピーする。

以上の、届、コピー、82円切手を貼った返信用封筒を発送すると1週間ほどでコピーが受付印を押して返送されてきた。これがあると屋号での銀行口座開設にも役立つようだ。営業実態がないから開設できないとは思うが。

屋号は適当につけた。業種も上述のようなことを書いておいた。納税については白色申告にしておいた。控除は白色なら20万、青色なら65万ということだが恐らく事業収入は0だと思うので白色で結構だ。

確定申告は3月までの給与収入と事業収支を合わせる必要があるとは思うがまあ何とかなるだろう。

2017年5月5日金曜日

体幹トレーニングを始める

トレーニングというほどのものではないがリタイア後腹筋運動と背筋運動をしばらく続けている。 ジョギングやエアロバイクこそしているが、近年おなか周りはすっかりたるんでしまっていた。

現役中でもやればできることだったし市民ランナーの多くが仕事があってもやっていることではあるが、私の場合は仕事から帰ってきて夕食、寝る、という流れの中で「やらなければ」ということ自体が念頭に浮かばなかった。

そこでリタイア後は夕食前後の時間帯に必ずすることに決めて、幸い忘れてしまったことはない。他に考えることが少ないからだろう。季節も良い。

ストレッチもすると部屋の中では障害物だらけで難しいが、我が家は広めの屋上バルコニーを作っていたのでそこへバスマットを敷いて行っている。マットはホームセンターで大き目(100×65cm)のものを1600円ぐらいで買ったが、ヨガマットやフィットネスマットというものも同じような価格であるようだ。

バルコニーは2階の屋根の部分で、もともとは屋上緑化をしようとかビアガーデン的なことをしようとか思って作ったものだ。結局実現できていないがそのうち家庭菜園にしたい。


さてトレーニングを始めてみるとあまりの衰えに愕然とした。学生の頃は腹筋100回ぐらいは普通にできたのだが、今はそもそも上体を起こすのが一仕事だ。 20回ぐらいで下腹に乳酸がたまってつりそうになる。

次は裏返って腹筋を伸ばして背筋運動だ。最初は顎が10cmほどしか上がらなかった。筋力不足もあるが体が固くなっているのだろう。こちらは40回ほどやっても筋肉の疲れは感じない。

最後に足の上げ下げ(レッグレイズ)をする。膝を伸ばしてまっすく下ろすのと左右にひねって下ろすのを10回ずつが限度だ。これも下腹に乳酸がたまる。

ストレッチをしてもとにかく体が固い。長座姿勢で前屈しても手が足先に届かない。昔はもっと柔らかかったはずだが。


なんだかんだで2週間ほど続けたおかげで少しずつ改善してきている。老化による衰えと思っているものの大部分は「使わないこと」に原因があるのだろう。脚と心肺だけは若いつもりだったが、筋力や柔軟性という部分でも若さを取り戻していきたい。

2017年5月4日木曜日

暴走事故とミッション

このごろ高齢者の暴走事故が多い。原因はすべてと言っていいぐらいペダルの踏み間違いである。

オートマチック(AT)車特有の現象であることは言い古されているが、マニュアル(MT)車を運転する者としてあまり取り上げられていない部分を指摘したい。

まずMT車で踏み間違いによる暴走が起こらない理由としてよく言われることを整理すると、

(1)踏み間違いにくい

左足がクラッチペダルの位置に常にあるので足の開き具合で右足の位置感覚がはっきりしている。

※AT車でもちゃんと確認すれば間違えるはずはない、というのはパニック状態の人には通用しない。

(2)踏み間違っても暴走に至らない

ブレーキを踏んでいるつもりで暴走するわけだが、MT車ではブレーキを踏むときはエンスト防止のためクラッチを切るので、間違えてアクセルを踏んだとしても空ぶかしになるだけである。

※ブレーキを踏むときクラッチも踏むというのは無意識な体の動きなので、AT車しか知らない人にはわからない感覚だろう。減速するだけの時はクラッチを踏まないが、止める時は踏まなければエンストする。


以上はよく言われることだが、ここからが今回指摘したいことである。暴走事故が起こりうる場面での運転操作が根本的に違うのである。

(1)暴走事故が起こるのは駐車場などで車を止めたい時であり、ごく低速で車速をコントロールしなければならない。

(2)AT車ではアクセルとブレーキを交互に踏み替えるのでどっちを踏んでいるか混乱する可能性がある。

(3)MT車ではアクセルはエンストしない程度に少しだけ踏むが、車速のコントロールは左足でクラッチの微妙な踏み加減で行うのでそもそも踏み替えということがない。この「半クラッチ」というのもAT車しか知らない人にはわからない感覚だろう。

最後に停止する一瞬だけブレーキを踏むがその時は上述のようにクラッチも完全に切るので暴走しようがない。


だからどうしたらいいという結論はないのだが、今のようにMT車がラインナップに全くないというのは何とかしてほしいと思う。割高でもいいからMT車を設定してほしい。「スポーツタイプ」ではなく。

2017年5月3日水曜日

4月の出費

リタイアして1か月がたった。以前立てた計画通りに出費が収まっているか集計して予算と比較をしてみた。分類や予算額を見直すべき部分もある。

なお住民税、健康保険料、国民年金保険料は期間と金額が限定されるので別会計にする。

A 月単位の支出
予算決算
食費3000033800
嗜好品費1000010300
電気1500020700
水道2500
固定電話40009900
ガラケー2台2000
ADSL2100
MVNO2枚1600
衣料費30000
散髪30003800
各種保険50006500
小遣い等200008300
合計9820093300

B 年単位の支出(赤字は今後の予定)
税金(車・家)10000080000
車検(半分)7000016000
70000
自動車保険1300013000
コーティング1800018000
人間ドック4000053000
資格試験1000050800
旅行12000093100
60000
NHK1200012000
合計383000159900
306000

C 10年単位の支出
壁塗り替え15000000
リフォーム等10000000
合計25000000

月単位の支出は予算内に収まった。衣料費はジョギングシューズと下着だけの予定なので月単位は不適当か。保険・小遣いの中には今月限定の出費もある。

食費は、母に3万円渡していて時々自分で買うものあるので高くなっている。予算を少し上げるべきだろう。自分で全部するならもっと安くできるが、母はいい食材を買ったり余計なものを買ったりするので現状は私1人分だけでももっとかかっていると思うが仕方がない。

年単位の支出の部分で8万ほどオーバーする見込みになる。車検の中にドアの板金代、資格試験の中に介護職員初任者研修の受講料、旅行費の中に四十九日法要の費用が入っているのがオーバーの理由だ。人間ドックは国民健康保険に入れば補助が出るが今年は任意継続なので出ない。

Cの分も含めて年間200万に抑えるための余裕は18万程度だったので、あと10万ということになる。「大きな買い物は毎月の小遣いをためる」という学生時代以来の思考を取り戻さないといけない。

収入は餞別やポイントなどで27,500円あった。 

2017年5月2日火曜日

介護職員初任者研修の説明会に行く

今度は歩いて1時間10分ぐらいのところへ介護職員初任者研修の説明会に行った。費用は学校によって4倍程度の開きがあるが、ここは真ん中へんだ。ほぼここにしようと思っているが安かろう悪かろうでは困るので職員の様子や会場を確認しておきたい。

早く着いてしまいそうなのでゆっくりめに歩く。3月までの職場の近くを通り過ぎるが特に感慨はない。教室は雑居ビルの4階だ。案内板には会社名がいっぱい並んでいるが目的の名前を見つけてほっとする。

エレベーターで4階に行って細い廊下を進んでいくとやっと目的の名前を見つけた。ドアを開けると若い男が携帯電話で話しながら「説明会ですか、スリッパに履き替えてこちらの部屋へ」と案内する。あまりいい感じはしない。

さて部屋に入ると若い女の子が一斉にこちらを見て、とはいかず40ぐらいの男性が1人座っているだけだ。時間になっても結局この2人だけで説明が始まった。3分ぐらいして50くらいの女性が加わり3人となった。 隣の部屋では講習をやっているようで講師の甲高い声がする。


説明はさっきの若い男だ。話を聞いてみると悪い人でもないようだ。


介護職員初任者研修の講座には通学と通信があるが、実際のところはすべて通信である。通信といえどもスクーリングは必要なので実際はスクーリング+課題となる。スクーリングの方が時間数が多い。課題は前半に集中するので頑張ってもらいたい。合格点をとれなくても受かるまで無料で指導する。最後の方に筆記試験があるがこれも何度でも受けられる。ただし法律上受講開始から8か月以内に修了する必要がある。

欠席の振り替えも出来るが、前後してはいけない回があるのでその後も別の時期に始まった講座に移ってしまわなければならないこともある。申し込む際には日程を十分確認してもらいたい。隣でやっているのはすでに始まっている週1回コースの講習で、週2回コースなら追いつくのでそちらに振り替えるということができる。

今は受講料が安くなるキャンペーン中だが、終わったらまた次のキャンペーンが始まって結局同じ値段になるだろう。


1時間程度で説明が終わった。特に都合の悪いことを隠そうとする様子でもなく率直な話だったので、ここに決めてしまおうと思う。色々考えても仕方がない。

ということでまもなく通学を開始することになる。もちろん毎回徒歩で。