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2017年4月30日日曜日

退職金定期の口座を開設に行く

退職金は支給日に即振り込まれたA銀行の定期に入れたが、次の預け先として予定している三井住友信託銀行に口座を開設しに行った。6/20までなら金利が1.2%になる。

最も近い支店は我が家から歩いて1時間半なので、ちょうどよい運動と時間つぶしとして歩いて行ったところ思いがけない出会いもあった。

かかとがすり減った古いジョギングシューズが数足あるので歩く靴には不自由しない。ウォーキングにはオーバースペックなぐらいだ。昼食後ぐずぐずして出発は1時20分ごろになったが時間が迫れば走ればよい。

天気も良く気温も高くなく風もそこそこ吹いて絶好の歩き日和だ。2時20分ぐらいであと20分くらいのところまできた。平日の閑散とした大通りの歩道を歩いていると向こうからベビーカーを押した女性が歩いてくる。すれ違った後声をかけられたような気がして振り向いた。

顔を見てもわからなかったが名字を聞くと何となく思い出した。下の名前も思い出したので言うと合っていた。15年ほど前に1年間だけ同じところにいた若い子である。

自慢になってしまうが「あの時と全然変わりませんね、若いですね」と言われた。上司と一緒にいるといつも私の方が上司に思われたものだが。

向こうもしゃべり方や表情は変わらない。あの時一緒にいたのは誰々で、などと昔を懐かしんで話をしていたが、我に返ると時間が迫っている。

その子と別れて着いたのが2時45分ぐらいで十分セーフだ。初めての店なのでまごまごしていると案内のお姉さんが来たので「口座を開設したいんです」と言うと「退職金の運用ですか」と妥当な判断をされた。

待ち時間込みで30分ぐらいで1000円だけ入れた通帳を受け取った。今は退職金ラッシュで混んでいるそうで今度実際に預けに来るときは事前に連絡した方がいいとのことだ。

行きは気づかなかったが帰りは向かい風で涼しかった。半日仕事だった。4時間ぐらいのところにあと3つ口座を開設しなければならないのだがもう少し歩きを鍛える必要を感じた。

2017年4月28日金曜日

Google AdSenseに申請してみた

アフィリエイトでお金儲けできるとは思わないが、このブログがどれくらいの評価を受けるか試そうとGoogle AdSenseに登録申請してみた。

巷では審査が去年から厳しくなっているとのことだがどうだろうか。

Google AdSenseにはコンテンツの量や内容などで審査があるそうだ。

(0)まずはブログの運営母体から

ネット情報では、無料ブログではだめで独自ドメインを取ってサーバーを立ててWordPressで作らなくてはならないとのことだが、BloggerはGoogleのサービスだから最初から管理メニューの中に「収益」というのがありAdSenseへ登録できる。

また広告コードを正しく貼り付ける、という作業も必要ないようだ。メニューの中に「サイドバー」「記事の下」「両方」という選択肢がある。

広告が入らない無料ブログということで何となく選んだのだが、手間が省けて思わぬ副産物だ。

(1)量について

ネット情報では1000文字以上の投稿が20~30以上必要ということだ。このブログは1000文字以上の投稿はないと思うが投稿数は60を超えた。

(2)内容について

企業が広告を出す価値を認めるような内容が必要らしい。どこへ行って何を食べましたというような個人の日記ではよくないということだろう。

広告を出す価値があるかどうかはわからないが、私は出来るだけオリジナルな記事を書くようにしている。気に障る人があったら申し訳ないが、よく見かける以下のような記事は避けている。

・ネットの記事やニュースをコピペして自分の感想を少し追加する。著作権にも触れるだろう。出典を書けばコピペしていいというものではない。私は自分の言葉で要約し、リンクも貼らずにページの表題を紹介する程度にしている。

・ 株やFXの話。経済記事を見た方が正確だろう。特にセミリタイア関係のブログはほとんどが投資話だが他人の投資手法や資産推移をみても仕方がない。どこまで本当かもわからない。

(3)ページビュー数

このブログは記事1本あたり100もない。広告をクリックする人は1%だというからほとんど広告を出す価値はないと思うがどうだろうか。


とにかく「収益」メニューから登録してみた。上述の広告の表示位置の設定はすぐにはできなかったが、数時間後にはできるようになっていた。1次審査を通ったということだろうか。ここでブログを表示しても広告のスペースはあるが広告は表示されない。AdSenseにアクセスすると「サイトをリンクする手続き中、審査には最大3日かかる」とのことだ。


結果は・・・「不十分なコンテンツ」

1記事あたりの文字数が少ないのか、内容が悪いのか、あるいは数行書いて「続きを読む」にしているのが悪いのかわからないが、とりあえず「続きを読む」をなくしてトップページに全文を表示するようにした。これで後日もう一度申請してみよう。


※5/5追記

手直しして再度申請したところ承認されて広告が表示されるようになった。手直しの具体的な内容は差し控えるが、記事を書き換えたわけではない。

2017年4月26日水曜日

資格試験の受験と節約

ある資格試験を受けた。3月は忙しかったので勉強できず、4月に入ってから先述のように毎日スーパーで勉強した。

科目がいろいろあったり落ちたりしているので同じ会場で何回も受けているのだが、今回は今までとちょっと行動が違った。ケチになったというだけだが。

会場は自宅から7km弱あり、今までは電車で1駅乗って歩いていた。トータルで3kmほど歩く。また昼食をはさむ長丁場の試験なので、自動販売機でコーヒーを2本ぐらいは買っていただろうか。
退職してからは10kmぐらいまでなら基本は歩こうと思っている。近隣の観光都市までは20kmぐらいでたまにはそれも歩いて往復しようとも思う。

ということでこの会場なら歩いて往復してもいいのだが、万が一足をくじいたりして行けなくなると困るので帰りだけ歩くことにした。天気も良かったので心地よい運動になった。

また缶コーヒーの代わりにインスタントを作ってテルモスに入れて持って行った。インスタントでも熟成されるとおいしくなるような気がする。

これでいつもよりは500円ほど節約できた。老後資金の大勢には影響ないと思うが、塵も積もれば山だし健康にもよいだろう。時間はいくらでもある。

2017年4月24日月曜日

インターネット接続の共有の問題は一応解決

一昨日の記事で「インターネット接続の共有(ICS)」がだめと書いたが、その後いろいろ触って一定の合理的な結論を得た。ICSの問題ではなかったようだ。

昨日ブリッジを解除してもう一度設定しようとすると、仮想アダプタにIPアドレスが割り当たらなくなった。「識別できないネットワーク(169.254.xxx.xxx)」になる。手動で割り当ててみてもインターネットに接続できない。
そこで試しにICSにしてみるとBDレコーダでアクトビラが見られた。なんだ直ったと思ってブリッジにするとやっぱりだめだ。ただうまくいく時もある。要するに気まぐれだ。

その後色々試してみた結果、以下のような結論に達した。

(1)ICSについて

BDレコーダ側の問題のようだ。レコーダのIPアドレス設定を自動取得にして接続テストをすると、なかなかアドレスを取得しない。30秒ほど待って「192.168.137.xxx」が割り当たった瞬間「ゲートウェイが応答しません」のメッセージが出る。その後繰り返しても同じだ。

一昨日はここで止まっていたのだが、この状態でアクトビラを見るとちゃんと映ることがわかった。エラーメッセージの出る原因がPCかレコーダーかどちらにあるかはわからないが、とにかくインターネットに接続はできる。

(2)ブリッジについて

IPアドレスが割り当たっているときはWiFiの設定を引き継いでいるのだが、割り当たらない時は有線LANの設定を引き継いでいるようだ。

そもそもブリッジのアダプタはインターフェースメトリックの小さい方のアダプタの設定を引き継ぐということなので、WiFiの設定になる方が不思議だとは思っていた。「netsh interface ipv4 show config」コマンドで見ると有線LANの方が小さいのだ。

 メトリックを手動で逆転させても一見気まぐれな状況は変わらない。もうブリッジのことは忘れようかと思ったところで、ついに規則性を発見した。

ブリッジ接続するときはCTRLキーを押しながら複数のアダプタを選んで右クリックして「ブリッジ接続」を選ぶのだが、右クリックしたアダプタの設定を引き継ぐようだ。だからWiFiの上で右クリックすれば必ず接続できるし有線LANの上だと絶対に接続できない。


ということでどちらでも可なのだが、ブリッジの方は謎の切断があるのでICSで行こうと思う。

2017年4月22日土曜日

インターネット接続の共有がだめになった

我が家のネット接続形態から、今まで「インターネット接続の共有(ICS)」を使っていたが、クリーンインストール後になぜか動作しなくなった。

そこで「ブリッジ接続」にすると今までと同じことができるようにはなったが原因不明なエラーが時々起こる。

デスク周りにはインターネット接続が可能な機器として、PCとBDレコーダ2台がある。ADSL導入前は有線ポート付きのWiMAXルーターにハブを介して全部接続していた。
ADSL導入後初めは、1階のADSLモデムから無線ルーターにつなぎ、電波を階上の無線LAN中継器で受信してその有線ポートに各機器を接続していた。

ただこの中継器は感度が悪いのか通信速度がやや遅い。そこでUSB接続でハイパワータイプの無線LANアダプタを使うと若干速い。これでPCをインターネットにつなぎ、空いた有線LANポートを通じてBDレコーダもつなぐことにした。

ということで文字通りの「インターネット接続の共有(ICS)」を設定して問題なく使えていた。やり方はWiFiのプロパティで共有にチェックを入れる。有線LANポートには「192.168.137.1」という固定アドレスが割り当てられ、DHCPサーバー機能のあるルーターとして動作する。ちなみにWiFi側のアドレスは「192.168.0.101」である。

ところがクリーンインストール後同じ設定をすると、BDレコーダ側でアドレスは取得できるが「ゲートウェイが応答しない」というエラーが出た。ルーティングできていないわけだ。

そこでWiFiと有線LANのアダプタを「ブリッジ接続」してみると、新たな「ネットワークブリッジ」というアダプタが現れた。元の2つのアダプタにはIPアドレスが割り当たっていない。

新たに現れたのがこのPCの仮想NICで、さらに3ポートの仮想スイッチングハブが作られ、WiFiと有線LANのアダプタが外部向けのポート扱いになり、3ポート目は仮想NICと内部接続しているということだろう。ICSとの違いは接続機器全てが同じサブネット「192.168.0.0/24」に属するということである。

これでBDレコーダを有線LANポートと接続して今まで通りアクトビラ等が見られるようになった。ビットレートが高い動画は途切れてしまうからあまり実用性はないのだが、できないというのは腹が立つ。動画を見たいわけではないので有料会員にはなっていない。


ここで終わればめでたいのだが、時々元のWiFiのアダプタが切断されてしまってインターネットにつながらなくなる。接続操作をすればつながるのだがなぜ切断されるのかわからない。

2017年4月20日木曜日

自動車の板金修理

ドアが少しへこんでいた。

洗車をしていて梯子をぶつけたのか、姉が来ていたから自転車をぶつけたのかわからないが、ちょっと目立つので修理を頼むことにした。

ドライヤーと冷却スプレーというのもやってみたが傷が小さすぎて変化はなかった。大きくても本当に効果があるのかは知らないが。

車のことはいつもディーラーに頼むが、板金修理はどうせ下請けの町工場に出すのだろうから最初から近所の板金屋に行った。ごく近所でよく前を通りかかるところだ。
ちなみにリタイヤ後の生活費の計算をこまごまやっている割には、小さな傷を気にしたり以前書いたようにカーコーティングをしたりと矛盾しているように見えるかも知れない。ひょっとして車マニアなのか。

しかしこれらは、12年目に突入した車を長持ちさせ愛着を保つためであって「買い替えない」「買い替える気にならせない」という意味で節約の一環なのである。買い替えに比べれば安いものだ。タイミングベルトもそろそろ換えて20年まで行かせようと思う。以前書いた生活費の試算でも自動車購入費用は計算に入れていない。

ちょっと入りにくい雰囲気の工場にとりあえず飛び込んでまず言われたのが「気になりますか」だが、2万円程度で2~3日かかるとのことだ。いかにも職人気質のような人だったので安心した。

翌日には出来上がってお代は1万6千円だった。

帰り際に「この店をどうして知ったんですか」と聞かれた。なかなか宣伝には苦労しているらしい。


2017年4月18日火曜日

母を医者に連れていく

母が医者に連れて行ってくれというので車で連れて行った。先日から風邪気味のようだ。

医者までは1kmほどだが母の足なら30分ぐらいかかる。今まではタクシーを呼んだりしていたようだ。

母は昔の人間なので、体調が悪くても「寝たら治る」とよっぽどひどくなるまで医者にも行かないこともある。朝晩しか家にいないと昼間寝込んでいてもわからないので、1日中の様子が分かって医者にも気軽に行ける今の状況がよい。
こういう時のために辞めたようなものだから久しぶりに車を走らせた。帰りはいつになるかわからないから電話をするということで、その間買い物をしていったん家へ帰った。

電話を受けて医者の隣の薬局へ行くと他にも何人か年配の人がいて「お迎えがあっていいねえ」と言われた。この人たちは独りで帰るのか。母よりは歩けるのだろうけれども。

帰りがてらファミリーレストランで昼食を食べ、散りかかっているが桜の並ぶ道を走って帰った。半日仕事である。急いで生活する必要はないのだから1日1仕事でいいのだ。

2017年4月17日月曜日

リタイア実現後の生活

仕事に行かない生活に入って2週間が過ぎた。

ゴロゴロ寝てばかりということにならないか心配だったがとりあえず動いている。

今のところは目の前の資格試験のために午後半日は勉強している。近所のさびれたスーパーのテナントがほとんど入っていないフロアに多くの机といすが並べてあって、空いていれば自由に使ってよいのでそこを使っている。かつてはコーヒーを出すカウンターがあったと思うがそれもなくなった。
さすがにほかの席の人は毎日違う。スマホをいじって休憩している人が一番多いが、囲碁をしている爺さん、商売の話をしている人、生活保護の面談のような話をしている人、勉強する学生などいろいろだ。おそらくリタイアして暇つぶしに来ているであろう人も見かける。

結構席は埋まっているので1時間50円でも取れば儲かるだろうが、管理する人件費の方が高いか。まあこのスーパーがつぶれないことを祈る。

午前はゆっくり寝て、と言っても朝食が7時から7時半になっただけだが、パソコンに向かってブログを書いたりなんだかんだする。

10時からは電気料金が上がるので、パソコンは消してエアロバイクに乗る。そのうち昼だ。

資格試験が済めば午後は空くが、部屋の片づけ、仕事の荷物の整理、撮りためたビデオの整理、などなど 当面しなければならないことはたくさんある。ほかにも家庭菜園や歩いて寺社巡りなどもしたい。

介護職員初任者研修の講座も受けるつもりだ。資格は今回受ける以外にもいくつか取っておきたいものがある。超難関なのですぐには取れないだろう。勉強はずっと続けねばならない。

とにかくすることがなくてボケる状態にはならない、というかならせないようにしよう。

2017年4月14日金曜日

町内会役員を務め終える

先日の総会で正式に新役員に引き継いで今回の務めが終わった。10年もしないうちにまた回ってくるがとりあえずお疲れさんだ。

わが町内会は仕事が多い。神社の祭や運動会など外部からさせられるものもあるが、独自の行事や仕事もいろいろある。
近隣の町内会はそうでもないので、地域性というわけでもないようだ。地域全体が昭和後期までは田畑や山林だった新興住宅地である。「古くからの地域のしがらみ」といったものはあまりないはずだ。

思うに、団地ができた時の住人は小さい子連れあるいは新婚の若夫婦が大半で、まだエネルギーもあるし時代も今のような個人主義ではなかったから、各自の出身地から持ち寄ったことをあれもこれも足し算で取り入れていったのだろう。今なら「そんなことうちの地元ではしてなかったからやめとこう」と引き算になるのだろうが。

特にうちの団地は軒数が少ないので意思の疎通が取りやすかったことや、組長が回るのが早いので嫌がりながらも町内会活動に慣れていったということなどがあって、活動が活発になったのではないだろうか。

引継ぎ会の時は「活動を縮小していった方がいいですよ」とは言っておいたが、目先の行事をこなすためには「例年通り」にやっていくしかしようがないのでやっぱり変わらないだろう。

次に回ってくるまでにはもっと簡素化しておいてほしいものである。

2017年4月11日火曜日

母親と遠方の四十九日法要に行く

母親と遠方の通夜へ行く(その1)を書いてから(その2)を書かないうちに四十九日法要を迎えてしまった。

今度ももちろん遠方なのだがやはり行きたいということで連れて行った。観光地の有名寺院が会場だったので、観光も兼ねて2泊3日で行った。

最初場所を聞いたとき「何でそんな場所で」と思ったが、話を聞いてみると故人が生前にそのお寺を気に入って自ら墓地や墓石を買っていたとのこと。私の父の墓地は団地みたいな霊園の半畳のスペースに50万円かかったことを考えると、1千万に手が届くんじゃないかと思うがそれだけの資産はあっても不思議はない家ではある。
前回の教訓で乗り換えを1回にするべく少し遠回りだが新幹線の駅を変えた。宿も前回は新幹線駅前だったが今回はその観光地の駅前に取った。宿が少なく選択肢がないのだが奇跡的に1部屋連泊で空いていた。

 たまたま桜の満開に重なり、喪主である従兄が「母がいい季節にみんなを引き寄せてくれたんだと思います」と挨拶していたがまさにそう思える絶好の日だった。

都会の故か家族の意向なのかわからないが、通夜も今回も湿っぽかったり形式張ったりせず和やかな雰囲気だった。親族だけだったこともあるだろう。ひ孫も走り回っていた。

観光の方は3日間で小分けにして主要なところは押さえられた。3日目などは私が朝にジョギングで1時間で走ったところを、タクシー2台乗り継いで休み休みしながらなんとか回ったがこれだけのことでもいつまでできるだろうか。

仕事があれば3日間は無理だったので、早々にリタイアのメリットが現れた。

2017年4月7日金曜日

年金は納付率60%だから破綻している、は本当か

世間一般でも、あるいはブログを見ていても表題のように考えている人が多い。もらえるかどうか信用できないから全額免除にしているという人も多いようだ。

ただ60%という数字だけを見て判断するのはいささか早計なようだ。

(1)何に対する60%か
表題ではあえて「年金」と書いたが、正確には「国民年金」の「第1号被保険者」の「免除を受けていない人」である。

対象は、自営業、農業、無職、学生、厚生年金に加入していない中小企業などである。公務員や大多数のサラリーマンは納付率の分母にも分子にも関係ない。

サラリーマンの年金は、国民年金部分+厚生年金部分(+企業年金部分) になるが、この国民年金部分には第2号被保険者として加入していて天引きだから未納はありえない。

第2号被保険者の配偶者が第3号被保険者となり保険料を納める必要はないが、免除されているのではなく事業者が負担している。

よって、未納者40%というのは、全国民から見れば5%程度なのである。


(2)納付率は高い方がいいのか

率であるから、分子を増やしてもよいが、分母を減らしてもよい。

ちなみに免除者も分母に入れた実質納付率は40%だそうで、そこから単純計算すると、免除者33%、未納者27%となる。

分母を減らすためには、「払わない人=未納者」を「払えない人=免除者」にすればよい。実際未納者の多くは収入が少なくて払えないが免除の手続きをしていない人だそうだ。

ということで、一時期年金問題がクローズアップされたとき社会保険庁の職員が本人に無断で免除手続きをして納付率を上げるということもあったようだ。

しかしこれで納付率を上げても収入は増えず、かえって全額免除なら半分は年金を支給しなければならないから年金財政は悪化するのではないか。 いくら納付率が低くても払った人だけがもらうなら破綻はしない。

ごく一部の話だろうが、払えるだけの資産や、配当など分離課税の所得があるにもかかわらず免除を受けて「タダ取り」する方が未納者より問題だろう。

もちろん全国民の老後の生活を保障するという年金制度の理念から言えば、真に免除が必要な人は支えられるように制度設計しなければならないのは当然である。


以上から60%という数字に惑わされてはいけないことがわかるが、むしろ問題なのは、アベノミクスとやらで年金資金を株に投入してバブルを作り上げていることだ。

個人なら高いうちに売り抜ければよいが年金資金がそれをすれば大暴落してアベノミクス失敗となるだろうし、株式保有割合を法令で高めてしまっているから保有し続けなければならないだろう。

バブル崩壊=巨大含み損による破綻の方が現実的である。

2017年4月6日木曜日

Windows10をクリーンインストールする(その3)

データやソフト設定の保存を確認し、USBメモリからクリーンインストールを実行した。この作業も数えきれないくらいしているので手慣れたものだ。

ちゃんとできたからこうして書き込んでいるのだが、想定外のトラブルもあった。

1時間も経たずにアイコン1つの寂しいデスクトップが現れた。
まずはデバイスマネージャーを確認する。不明なデバイスはなく、ディスプレイアダプタ(GT710)もOS標準のドライバが当たっているようだ。

まずお待ちかねのキャプチャソフトをインストールする。PCA-HDAV、GC550ともちゃんとソフトが立ち上がりHDMIの画面も音も出る。結局何が問題だったのかわからないが結果オーライだ。

そこからいろいろなソフトを復元していくのだが「PSCheck」というCPUの周波数や電圧をコントロールするソフトを入れたところでトラブルに見舞われた。

もちろん節電のため両方下げるのだが、今まで通りの設定にしてソフトを動かすと画面がおかしくなった。デバイスを取り外したような「カキン」という音がして、画面がグレーになったり勝手にログオフしてロック画面になったりとにかく操作を受け付けなくなる。電源ボタンで緊急シャットダウンするしかない。NVIDIAの最新ディスプレイドライバを入れるとしばらくよくなったように見えたがやっぱり症状が出た。

色々試してわかってきたのは「P0ステート(標準の周波数)」をいじるとダメということのようだ。P0ステートをいじるとWindows7のAeroが切れる、というようなことが検索で引っかかったが、関係あるのだろうか。さらに検索するとブートローダーに設定を追加するとよいようなことも書いてあったが試すのはやめた。

今までできていたのができないというのは不思議だが、アップグレードとはシステムの細かい部分が違うのだろう。UACの画面も違う。

あと2年ぐらいはこのまま行きたいものだ。

2017年4月5日水曜日

Windows10をクリーンインストールする(その2)

クリーンインストールすればいいとわかっていてもデータと環境の引き継ぎが面倒だ。

できるだけ速やかに元の状態に戻すための留意点あげてみよう。

Windows10をクリーンインストールする(その1)

メインのパソコンのOSはWindows8からアップグレードしたWindows10だったが、最近システムにゴミがたまってきたようだったのでクリーンインストールした。

トラブルもあったがほぼ半日で快適に使えるようになった。

ハードは自作で、OSはWindowsXPを長らく使い続けてきた。環境を構築し直すのが面倒だったのでVistaや7はパスしてきたのだが、2013年1月にWindows8の優待版が終了するということで駆け込みで購入してクリーンインストールした。
 2015年に環境を引き継いでWindows10にアップグレードして今に至るが、さすがに4年も使うと色々不具合が生じてきた。特に我慢できない問題は2点だ。

(1)ビデオキャプチャができなくなった。

Windows8の時は確かにできていたのだが最近同じ機器を使ってもソフト自体が立ち上がらなくなっていた。そこで3つの新しい機器を購入してみたが1つも使えなかった。

症状はいろいろだが、とにかくドライバとうまく通信できないようだ。具体例を挙げると、

◆PCA-HDAV(外付け・ハード式)・・前から持っていたもの

ソフトのFullPlayRockが起動しない。タスクマネージャで見るとバックグラウンドプロセスとしてTVPanel.exeが常駐するが、画面には何も現れない。

◆PCA-HDAVMP(外付け・ハード式)

ソフトのEasyRockが起動しない。上と同様。ほぼ同じソフトなのだろう。

◆GC550(外付け・ソフト式)

ソフトのRECentralがフリーズしたり「キャプチャデバイスが使用中です」となる。最新バージョン3ではなくバージョン2では動くが画面が真っ黒。これもRECentral.exeが常駐して終了させられない。

◆GRABBER2(内蔵・ソフト式)

正確な表現は忘れたがソフトが「不明なエラー」になる。


キャプチャをしたいわけではないのだが、プレビュー画面をPinPのように使いたいのである。

現在BDレコーダ2台とPCを切り替えて1つのモニタで使っていて、今まではアナログ式のスキャンコンバータにPinP機能があったのでよかった。ところが画質をよくするためにHDMI切替器にしたところ上記の体たらくで全画面の切り替えしかできなくなった。

最も困るのがHDからダビングしたBDのレーベル印刷をするときに題名を見ながら入力できないことである。撮ったビデオを早送りで見ながらPC作業をすることもできない。


(2)エクスプローラーが暴走する

explorer.exeのCPU使用率が十数%になる。 体感ではわからないがタスクマネージャーを見るとわかる。コア数が多いので使用に差支えはないが発熱や消費電力が気になる。

この症状は多いようでQ&Aサイトでもよく見かけるが、明確な解決法はないようである。IEと間違えている間抜けな回答もある。sfc.exe /scannowも一時しのぎにしかならない。


次回はクリーンインストールにあたってデータを失わず環境をできるだけ元に戻すために必要なことを考える。

2017年4月3日月曜日

初日は手続きいろいろ

平日に家にいる初日となった。

例に漏れず、年金や健康保険の手続きに奔歩した。すべて徒歩10分圏内だ。

午前中は近くの支所へ国民年金第1号被保険者への切り替えに行った。
説明会では基礎年金番号だけ持っていけばいいとのことだったが、××××はありますか、と聞かれて、ないと言うと住所や勤務先などを根掘り葉掘り聞いて照会しているようだった。 時間がかかったが結局手続きはできた。

なお払い込み用紙等は後で郵送されるそうだ。今日は2号から1号への切り替えの手続きのみ。

午後は銀行へ任意継続組合員の保険料を振り込みに行った。いろんな口座にお金が分散しているのでA口座から出して振り込んで残りをB口座へとややこしい。クレジットの引き落としはC口座なので残高に注意だ。もう毎月自動的には増えない。

ついでに退職金定期もすればよいと気づいたが源泉徴収票を忘れてきた。出直してくればよかろう。

そのうち手続きができて呼び出されたが、カウンターではなく仕切りの中に連れ込まれた。

「大きなお金が入金されていますが退職金ですか。だったら定期を。」と向こうから言ってきた。振り込まれたのは同じ銀行の違う支店なのだがわかるようだ。証明書は不要とのこと。振り込み名義が勤務先だからか。渡りに船でさっさと全額預けた。

家に帰ると振り込まれた支店からも「大きなお金が・・・」と電話がかかってきたが別の支店でしましたと言うと少しがっかりしたようだ。30分ほど前に出金したのは未チェックだったのか。

その後2時間ほど勉強して定時となった。

2017年4月2日日曜日

退職金の源泉徴収票が届く

もう今朝ポストに入っていた。

金額はさんざん計算していたが予想より2000円(万円ではない)ほど多く、ある大台に乗った。しかし手取り額は予想より数万少ない?

大台に乗って税率が上がったのかと思ったが、原因は「住民税」であった。4、5月分の住民税が天引きされている。そういえばそういう話をどこかで聞いた。

一昨年ふるさと納税を目一杯しているのでその分少ない。昨年もしているから今年6月の請求も少ないはずだ。今年のふるさと納税は1万円もできないだろう。

当たり前だが早期退職の割り増しも予想通りだったのでほっとした。やはり現物を見ないと安心できない。

健康保険の任意継続手続きの書類も届いた。あと必要なのは年金関係だけのはずだ。