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2020年3月31日火曜日

私は「風邪を治すためにビタミンCを食べるバカ」らしい

コロナには免疫力ということで、ビタミンCは買い占めされないのかと思っていろいろ検索していたら表題のページが見つかった。某国立大学大学院教授の本をもとにプレジデントオンラインというところが記事を書いている。多分「~バカ」という表題は教授の書いたものではないだろう。

私はビタミンCで風邪を撃退という記事をいくつか書いていて検索流入も結構あるので、どこがバカなんだろうと早速記事を読ませて貰った。読んでビックリ私でも大学院の名誉教授になれそうだ。

この記事の主張(イコール教授の主張?)は以下の通り。

①サプリメントで風邪を予防することはできないという研究成果がある
②地位が高いと思っている人はひきにくいという研究成果がある
③社会的ネットワークが広い人、対人関係の豊かな人も風邪をひきにくい(ソース記載なし)
④サプリメントはビタミンCを含めてどれも大きな効果がない(調べられた、という記載)
⑤心からの同情をもってお医者さんにやさしくしてもらえれば一日早く治る(学術雑誌に掲載、という記載)

これ以外に手洗いやマスクや健康的な生活が大事という大学院教授に聞くまでもない内容も書いてある。引用ばかりだがご自身ではビタミンCと風邪の関係について何か研究されたのだろうか。

②③⑤はご愛嬌として、①④はビタミンCに関わる。

①について、私は常時飲んで予防しているわけではないので関係ないが、「研究成果」は予防できないとだけ言っているのであって治癒に寄与するかどうかは言っていない。 治りが早くなることは動かしがたいようだが。

 ④について、「大きな効果」はなくても下記のような小さな?効果が私にはあった。

私の実体験は、引き始めのごく軽い症状、というより違和感レベルのものを感じた時に1~2gの大量摂取を何回かすればそれ以上の進行がないというものである。今月だけでも、急に喉に痰が絡んだ、鼻水が少し出た、少し熱っぽい、少し喉が痛い、という症状を4回撃退した。感じてから分単位の摂取である。ここで逡巡してはいけない。

過去の経験では完全にひいてしまってから湯水の如く飲んでもあまり効果はなかった。そこに至らせないことが大事である。


百の空論より一の実体験である。ちなみにビタミンCの買い占めは起こっていないようで通販でも今まで通り買える。否定論が幅を利かせてくれる方が私にとっては都合がよい。

※ビタミンCがコロナに効くと言っているわけではないので誤解のないように。

※私の経験であって他の人に摂取を勧めているわけではない。 

2020年3月13日金曜日

HIIT、SIT、IMTなど色々あるが・・・

私もジョガーの端くれとしてトレーニング方法をネットでよく検索するが、色々な人が色々なことを提唱し、それをコピペした人々が「たったこれだけで××と同じ効果」などとあちこちで宣伝するので何が何だかわからなくなる。
表題にあげた3つも最近よく聞く。内容は検索してほしい。結局どれがいいの、ということを私なりに考察してみた。現時点での結論はSITとLTペース走とゆっくりジョグ、およびインターバルトレーニングです。

ランニングにおいて生理的に必要なことは、エネルギーの効率的利用、最大酸素摂取量の増大であるが、後者はインターバルトレーニングをするとして、前者についてここで考察する。


まずエネルギー源は糖質と脂質であるが、その利用のされ方は以下のようになる。


1.糖質(高強度の運動)

グリコーゲン(筋肉中・肝臓中)

↓①分解(乳酸があると阻害される?)

グルコース(血中)

↓②細胞質基質の解糖系でエネルギー産生(速い・酸素不要)

ピルビン酸→乳酸

↓③ミトコンドリアに取り込まれてエネルギー産生(遅い・酸素必要)

二酸化炭素と水


2.脂質(低強度の運動)

脂肪

↓④ミトコンドリアに取り込まれてエネルギー産生(遅い、酸素を多量に要する)

二酸化炭素と水


3.SITの効果

30秒全力、4~5分緩走とすると、全力中に①②の作用で乳酸が生成し、緩走中に③の作用が起こるはず。IMTを提唱した故田中宏暁教授によればグリコーゲンが分解される時にミトコンドリアを増殖させる成分が遊離されるらしいのでそれを阻害しないよう緩走中に乳酸を消費しきらなければならない。立ち止まるよりジョギングをした方がいい?
この場合は全力なので速筋が使われる。よって速筋のミトコンドリアが増殖する?速筋の遅筋化?


4.LTペース走の効果

これも①②の作用を利用するが、ペースが比較的遅いので使うのは主に遅筋になる。よって遅筋のミトコンドリアが増殖する?


5.ゆっくりジョグの効果

④の作用を鍛える。注意すべきはエネルギー源が乳酸なのか脂肪なのかということだ。先に高強度の運動をしていれば乳酸だし最初からゆっくりなら脂肪ということでいいのか?
ガチユル走ではユル走の最初は乳酸を使いその後は脂肪を使うということになるのか。ガチユル走は脂肪燃焼が目的だからユル走はある程度長い必要がある?どの程度?


以上非常に雑な考察だが、これに基づいて今やっているトレーニングは、水曜日にLTペース走+SIT、土曜日にインターバルトレーニング、つなぎの日はゆっくりジョグとなっている。

2020年3月2日月曜日

家系図作りその3~ついに戸籍を取りきった

祖父母4人のうち2系統(父の父、母の父)は前回で戸籍を取りきった。あと2系統は隣のA市とちょっと遠いB市に行かねばならない。

まずは母の母の系統の戸籍を取るため電車で2時間かけてB市役所へ赴いた。GoogleMapで出てきた場所へ行くと旧庁舎で、いかにも活気がなく窓口らしいものもないのでマゴマゴしていると職員さんが少し離れた新庁舎を教えてくれた。

そこは銀行や病院みたいで、受付カードで番号を呼んでもらいできあがったらディスプレイに番号が表示される。 私のは古く住居表示も変わっている戸籍なので時間がかかる。昔の住所は「某郡某村大字某××番屋敷」がほとんどだ。

ここで出てきた最も古い戸籍は、母の母の母の兄が戸主で、その母(高祖母・天保12年生)も一員として入っていた。その父の名も書かれていたので前回書いた呼び方のない先祖になる。

母の母の父については、戸主になってからの戸籍しか出てこなかった。本来なら生まれた時の戸籍(彼の父が戸主)もあるはずだが探してもないとのこと。書き間違い等で見つからないだけかも知れないからナントカ書士にでも頼んでみるか。

その後父の母の系統の戸籍を取りにA市役所に向かうが、途中下車して有名なお寺に立ち寄った。平日とはいえいつもなら観光客や修学旅行生で賑わっているはずだが、私が行ったときは誰一人いなかった。建物の中は数人いたようだが広大な伽藍を独り占めだ。

ここで思いがけない人に出会った。リタイア後東南アジアに移住したいとか言っていた人だが金遣いが荒くて無理なよう。その人は再雇用中だが年金が出るまでに退職金を食い潰しそうとのこと。再雇用の賃金だけで私の生活費2年分のはず。でも年金は私の生活費程度だからその後どうするのだろう。

A市役所の証明書発行コーナーはとてつもなく狭くてみすぼらしかった。実はその1で戸籍を取りに行ったのはA市の支所だったのだがそちらの方がよっぽどましだ。その1では出てこなかった分を取ろうとしたのだが、その市は保存期間80年ということでやっぱり出てこなかった。相続登記を放ったらかしてある土地の相続人を調べる時どうするのだろう。

以上で取りうる戸籍は全部取った。高祖父母16人中11人まで名前が判明した。妻の妹に産ませた子を養子にして跡継ぎにしたり、女の子が方々の男の父なし児を儲ける家があったりと、昔の家族関係がわかって興味深い。

昔は子供が多いので図表にまとめる作業が大変そうだ。費用は、発行手数料だけで13,000円ぐらい、交通費を入れても2万はかかっていない。