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2016年9月30日金曜日

組長に就任

4月から組長になった。町内会である。

この地域は40年ほど前までは農業地帯だったが、続々と住宅ができて一帯では数千軒建っているのではないだろうか。戸建てがほとんどだったが最近は高層マンションも建ち始めている。今でも家が増え続けている。地元の人も少しはいるがほとんどは流入者である。

都会のように隣は何する人でもなく旧来の村社会でもない町内会の様子を見てみよう。

わが町内は200軒程度の戸建て住宅の団地で、列ごとに組があり1年ごとに組長が回る。うちの組は十数軒あるが空き家や高齢者世帯があって10年たたずに回ってくる。父親が死んでからは私がやっている。
最初の会議では、会長など役員を決めなければならない。たいていは奥さんが出てきて「うちの主人は毎日帰りが遅くてとても会長なんかできません」と言う。ならあなたがすれば、とも思うがこの辺は男性上位をうまく使っている。

会長も覚悟していたが、最近リタイアしたちょうどいい方がいたので私は副会長になった。今度回ってきたら私がちょうどいい人になるだろう。

行事は結構あって、神社の祭礼、夏祭り、体育行事などで多くの人を動員したり作業したりお金を使ったりしなければならない。サラリーマンが多いだけに妙にかっちりして煩わしい部分もある。

また会議をしていても爺婆が進行に関係なく思いついたことをしゃべりだしたりして時間がかかる。まともな会議の経験がないのだろう。

リタイアブログを拝見していると近所付き合いの苦手な方が多いようで、町内会はうっとしいもの、と一刀両断だが、私はあってもいいと思う。

例えばゴミ捨て場を猫や烏が荒らしたら誰が掃除するか、町内会の当番である。

そんなこと市にやらせろ、住民税払ってるんだから、と言う人がいるだろう。しかし新たなサービスをする=人手を雇うためには税金を上げなければならない、それは嫌だ、となるとどうしようもない。そういう人は自分では決してしないだろうし。

人にやらせようとして文句ばかり言うのではなく身の回りのことは自分たちでやろう、という趣旨はいいのだが、それ以上余計なことはしないでくれというのが本音だ。やりたければサークルを作って会員だけでやってほしい。

2016年9月28日水曜日

今年の人間ドックは病院を変えた

今年は過去3年と違う病院にした。

今は健保組合の補助が出るが、リタイアして国保では補助が少ないので手近な病院にしなければならない。まだ今年は変えなくてもいいのだが今後のデータの蓄積も考えて、歩いて40分ほどの病院に変えた。ここも職場の健保組合の補助対象だが、日帰りドックしか補助がない。

検査項目は3つ少ないだけだ。「糖負荷試験」だけは抜きたくなかったが絶食&砂糖水摂取が必要なのでオプションで付けるにしても胃の検査と同じ日は無理だろう。
とはいえ結構盛りだくさんなので一日かかるかと思いきや、8時半に着いて10時半には終わった。前の病院のように待つ時間はほとんどなかった。丸々2日つぶしていたのは何だったのか。

お値段は補助の出ないオプションも追加して1万6千円だった。来る2年間は職場の健康保険の任意継続になって国保の補助の対象にならないから実費で5万円以上かかる。その後は国保の補助が2万弱出る。

リタイアする身には大きな出費だがやはり体の状態は知っておくべきだと思う。動脈硬化の状態も調べておかないとジョギング中に心筋梗塞でポックリと行きかねない。胃カメラも飲まないと胃の状態はわからない。MRIで脳血管の状態を知ることも必要だ。

胃カメラでは先日書いたように「逆流性食道炎」が指摘され治療を開始しているところだ。

もう1つあった「萎縮性胃炎」は、治らないはずなのに今年の検査では指摘されなかった。私も画像を見たが去年までは血管が透けて見えてまるでメロンの皮のような模様になっていたのだが、今年はつるんとした普通の粘膜の状態だった。

しかも去年までは楽な鼻から入れていたのだが今年は口からで、管が太い分画像は鮮明なはずである。それで見つからないのだから本当に治ったのであろう。

これについては人間ドックというより別の話題になるので稿を改めよう。

期待の血管年齢はなんと、20代前半と判定された。ただしその元になる「CAVI値」は今回は表示されていないので、値が良くなったのか判定基準が違うのかはわからない。

血管年齢や動脈硬化のことについてもそのうち書こうと思う。


2016年9月26日月曜日

年金財形の支給額試算

先日送られてきた年金財形の支給額試算を見ると、この低金利のご時世にあって結構有利なものであることが分かった。預金金利が5%あった若いころとは比ぶべくもないが。


まず確認しておくが私の取扱金融機関は生保である。銀行や証券会社、労金なども財形を取扱いしているが、最も利率がよさそうなので生保を選んだ。現在の予定利率は1.0%となっている。
利率がよい代わりに非課税枠は385万円までで超過する積立はできない。他の金融機関では住宅財形と合わせて550万で、超過しても利息分に課税されるだけで積立はできる。また生保では年金で受け取らず解約した場合の課税は全期間にさかのぼるが、他の金融機関では5年間だけである。

さて年金額だが実際の額を書くと差し障りがあるかも知れないので払込総額を100万円だとする。払込期間はここ十数年の超低金利時代のみであるが、60歳時点での年金原資は117万円となっている。

予定年金額は今後の金利次第ではあるが、10年確定年金で12.4万円、10年保証付き終身年金で6.3万である。

なんと終身年金では、払込額に対しては16年で元が取れることになる。92歳まで生きれば積立額の2倍を受け取ることができる。終身年金を選べるのは生保だけなので長生きで実質上の利回りを上げることができるわけだ。

終身年金で利息分も含めて計算すると81歳ぐらいで金融機関側の残高がなくなることになるので、これ以上生きることが至上命令である。

これに全財産をつぎ込めれば老後は安泰だったかもしれないが、最大でもこの3.85倍しか積み立てることはできない。

世の中にそんなにうまい話はないということだ。

2016年9月24日土曜日

昨日はついていないが終わり良し

初めてリアルタイムに昨日のできごとの記事である。

後で書くつもりだが今年も8月に人間ドックに行った。先日送られてきた結果によればいくつか要受診項目があったので午後に休みを取って1つ行くことにした。

それは胃カメラで逆流性食道炎が指摘されたことである。今まで何回か指摘されていたが去年は治っていた。またそのうち治るだろうとも思ったが「炎症を起こしている部分にガンがあっても発見できない」と脅されたので重い腰を上げた。
家から歩いてすぐのところの医院は午後の時間帯に行った記憶があるのでそこへ行こうと思っていたら、診察券を見ると金曜午後は休診だった。たいてい医者の休みは木曜午後なのだが。

職場近くの人間ドックをした病院は午後は5時からで休みを取った意味がない。今更戻って仕事をするのも嫌だ。

別の病院は4時までやっているのだが外来当番表を見ると放射線科の医師だ。

結局4時から開くまあまあ家に近い医院に行くことにしたが、それまで暇である。

そこで図書館に行くと本日休館である。祝日の翌日だからか?

やっと4時前になり医院に向かうと最初行こうと思っていた医院で「ただいま診療中」の看板が出ている。二階の受付まで上がったが真っ暗だ。余計な道草を食わされた。

紆余曲折の末たどり着いた医院で逆流性食道炎については薬を飲んで経過を見ましょうということになったのだが、人間ドックの結果でもう1つ大きな問題があるという。

それも医者に行くつもりですと言うと、町医者では検査ができない、人間ドックをした病院は医者が非常勤で継続性がない、などということで近くの総合病院へ連絡して予約を取ってくれた。5時になっていなかったので向こうが開いていたのもラッキーだった。

問題点があるのだから喜ぶべきことではないのではあるが、この時間にこの医院に行ったおかげで2つのことに同時に道筋がついて結果的には良かったと思う。

これらの異常は職場の健診では発見できないことであるので、今後とも多少お金を払ってでも人間ドックを受けていこうと思う。

2016年9月22日木曜日

心拍トレーニング

2年ほど前から「心拍トレーニング」を行っている。心拍計を装着してその数値をリアルタイムに見ながらトレーニングするというものだ。

単に心拍をモニターするということではなく、心拍数を基準にトレーニングするということである。

私が使っているのは胸ベルト式で、ゴムバンドにセンサーと電極がついていて、センサーからの電波を腕時計式の受信機で読み取る。パソコンに転送などの機能はないベーシックなものである。左手に時計、右手に心拍計をはめて、ストップウォッチやインターバルタイマーは時計の方を使っている。
胸ベルト式は「装着が煩わしい」「胸が圧迫される」「冬は冷たい」、「だから手首式(腕時計の裏に光センサーがついている)にしましょう」、などと書かれているサイトが多いが、全く気にならない。おそらくこのようなサイトはアフィリエイト目的だろう。

どちらにしても過去数拍(あるいは数秒)の計測を平均しているはずなのでタイムラグがある。私の使っているのはおそらく2~3秒だが、手首式はもっとあるようである。タイムラグが大きいと心拍を一定に保ちにくい。

使い方は、上限と下限を設定してその範囲内になるように走る速さを調節する。アラームを鳴らすこともできる。尤も私の機種はほとんど聞こえないぐらいの小さい音だが。

平坦路であればスピードを一定にすれば心拍数もほぼ一定になるのだが、上り下りがあるとプラスマイナス10ぐらいはすぐ変わる。わずかな勾配であれば視覚よりも心拍のほうが先に察知する。

ところがアップダウンの続くところでタイムラグがあると、頂上を過ぎて下りだしてから上限オーバーのアラーム、そこで緩めると下限オーバーとかなって範囲内に調節がしにくい。今はタイムラグも見当がつくし自分の心拍の傾向もわかってきたので範囲外になることは少なくなったが、手首式にするともっとやりにくくなるだろう。

具体的な数値を見てみよう。

今までゆっくり長くをモットーに走っていたペースは、1キロ6.5~7.5分、よっぽど疲れている時で8分であるが、心拍では110~130拍程度であった。

最近のきついトレーニングだと、1キロ5分なら160拍、200mほどの坂道を上ると170拍ぐらいになる。

こういったデータから目標心拍数を定めてトレーニングするようにしている。

またきつい練習後3~4日は心拍が高くなる。心拍を一定にしたら走る速さが遅くなるということだ。速さの戻り具合から疲労回復の度合いもわかる。ここからきつい練習は週2回はできないこともわかった。始めたころは土日と続けていたこともあったが危険なことだった。

 このように心拍計は私にとっては必需品となっている。

2016年9月20日火曜日

年金財形貯蓄の手続き

個人年金の1つとして職場の年金財形貯蓄をしている。給料天引きでしか払い込めないので今年度末で停止する手続きをしなければならない。

取り扱いの金融機関に連絡して用紙を送ってもらったのだが、その際のやり取りの中で結構危ない橋を渡っていたことに気づかされた。

財形貯蓄とは多くの制約がある代わりに利子にかかる税金が非課税になるというものだ。
年金財形の場合、積み立てできる総額が385万円以内、年金の受け取り開始は60歳以降で払込終了から5年以内でなければならないというものだ。それに合うように払込金額や払込終了日を最初の契約時に決めておかなくてはならない。

もし制約に違反すれば積み立てたお金は年金にはならず一時金として振り込まれるが、過去にかかるはずだった税金分を差し引かれるので目減りした気分になる。一般の預金よりかなり利率が良いので引かれる額も大きい。

私は55歳で払い込みを終えれば上の制約はクリアできるとのんきに考えていたのだが、送られてきた書類によると年金支給開始は「年単位の契約応当日」となっている。

私の契約応当日は12月なので最も早くて60歳の12月だが退職から5年8か月ある。これでは制約に違反するが、55歳退職特例というのがあるようで退職するなら年金としてもらえるらしい。退職しないなら来年11月までは払い続けなければならない。

実際に動いてみて初めてわかったことなので早めに動いてよかった。もし来年になってから動いていたらここには書いていないが別の手続きが間に合わなくなるところだった。

なお60歳からいろいろなパターンで受け取る年金額も試算してもらったがそれは後ほど。

2016年9月18日日曜日

FMV-R8290のWindows10化

先日、職場で使っているFMV-R8290にWindows10をインストールした。

この機種は2009年発売でWindows7がプリインストールされている。4年前にヤフオクで2万円で落札した。ネットを見れば成功報告がいくつもあるので私もやってみた。

自分でやると、やはりネットには書かれていない注意点もいくつかあったので記録しておく。

すでに自宅2台、知人のに1台インストールしているので、手順は慣れたものだ。
職場のインターネットは共用で速度も遅いのでUSBメモリを使う。以前使ったものがあるので手間はかからない。

 長年いろいろなソフトを入れているので既存のOSをアップグレードしたいのだが、Cドライブが7OGB中十数GBしか空いていない。データ用のDドライブがやはり70GBあるのでパーティションを切りなおすこともできるのだが、ほぼいっぱいに暗号化コンテナを作っているのでそのデータのバックアップや復元が煩わしい。

 不要そうなファイルを削除して何とか20GBほど空けて作業開始。2時間程度で使えるようになった。

これで満足すればよいのだが、windows.oldを削除してもやはり空き領域が少ないのは否めない。さらにCPUのCore2DuoSU9400は64ビット対応だとわかったので、いっそのこと64ビットにしてやれと思った。

ビット数が変わると新規インストールになってしまうが、仕事のデータはサーバー上だし、ソフトウェアも本当に必要で再インストールすべきものはわずかなので、思い切って実行した。

こちらもあっけなく終了してソフトも再インストールしたが、なんとCドライブの使用容量は15GB程度だ。30GB以上も何が入っていたんだろうと思う。

起動もさくさく速くなりしばらく喜んで使っていたのだが重大な問題に気がついた。プリインストールされていた富士通のバッテリーユーティリティをDVDから入れたのだが、充電を80%で止めてくれないのである。これではバッテリーが劣化してしまう。

バッテリー情報を表示しながら充放電を繰り返してみると状況が分かった。

放電して残量70%を切ると充電が始まる。ところが放電時は残量表示はちゃんと減るのに、充電しても残量表示が増えないのだ。再起動してもう一度見ると80%を超えている。

要はバッテリーの情報を読み取るドライバが64ビットにうまく対応していないということだろう。富士通のサイトや海外のサイトなども漁ってみたがだめだった。

OSのビット数など自己満足の世界だがハードウェアが劣化するのは困るので、 32ビットに戻すことにした。ハードディスクのリカバリ領域から出荷時状態に戻し、またアップグレードだ。

今度はちゃんと80%で止まる。しかし出荷時状態では入っていなくて富士通のサイトからダウンロードして使っていた指紋認証ユーティリティは「ドライバがない」と動かなかった。7の状態で入れてアップグレードしたら動くかも知れないがもう面倒くさい。

とにかく起動が速くなってハードディスクがすっきりしたので良しとしよう。

2016年9月17日土曜日

自動車の保有について

もうすぐ11年の車検を迎える軽ワゴンに乗っている。もちろん車検を通しリタイア後も保有を続けるつもりだ。ガソリン代以外でも1年あたり8万円程度のコストがかかるわけだが手放したほうが良いのだろうか。

まず当面は母を医者に連れていくという用途がある。例にもれず、内科、眼科、歯科、皮膚科、以前がんを手術した病院、などなど医者通いのオンパレードである。
だが最近は医者に行く元気がないということで放置している部分もあるようだ。 どうしてもというときはタクシーを呼んでいるようだが、無理にも連れて行かなければならないこともある。

軽ワゴンだとスライドドアで開口部は広く天井も高いので乗りやすい。ただ床はやや高いので踏み台があったほうが良い。現在は何とか乗ることができている。

将来的に車いすを使うことになった場合は、NBOX+のような車がいいかもしれないが、どうなるかはわからないので早まって買い替える必要はない。それに自分の車で対応する段階は過渡的なものだろう。

次に今後働くことを考えてみる。先に書いたように今の仕事を部分的に続けるならば、勤務する候補地の大部分は車の方が便利だ。 複数の勤務地をはしごする場合も車だと無駄がない。

また日常生活ついては、スーパーはすぐ近く、30分も歩けば店や金融機関、公的機関、医者等あらゆるところに行くことができる。車を使うのはホームセンターで大きなものを買う時ぐらいだが、リタイアすれば時間はいくらでもあるので持って歩けばよい。重ければ配達でもよい。

最後は金銭の部分である。保有する以上は乗らないと傷むので、上に書いたことと矛盾するが日常生活でもせっせと使わなくてはならない。すると余計なガソリン代がかかる。

仕事の勤務地を遠くにして少ない回数でも長距離乗る、とすればよいのだがこちらの都合だけでは決まらないし、第一リタイアしたのに車を傷ませないために働くなどとは本末転倒だ。

ほぼ通勤オンリーでしか使ってこなかったからこういう心配をしなければならないので、今までの生活スタイルと違う使い方も開拓する必要があるだろう。

 いろいろな要素があり方向性は決まらないがとりあえず4年半後の15年の車検までは保有することにする。貨物車ベースの頑丈な車なので十分もってくれるはずだ。



2016年9月14日水曜日

去年の人間ドック(1泊)

昨年夏に1泊の人間ドックに行った。一昨年に引き続き3回目である。

職場の健診と重なるものもあるが、胃カメラ、糖負荷検査、動脈硬化検査、脳ドックなど色々してもらえるので、50を過ぎたら受けた方がいいと思う。

健保組合提携の遠い病院なので朝飯抜きで2時間ぐらいかけて行って10時に受付。ちなみに交通費は後で返ってくる。

宿所となる4人部屋の病室を指示され検査着に着替えてまずは血液検査、甘いジュースを飲まされ2時間後に再び血液検査で糖尿病(インスリン抵抗性)を調べる。この「糖負荷検査」が終わると昼食のバンと牛乳にありつける。

その後脳のMRIやX線、超音波などいろいろな検査をするが、部屋のベッドで1時間以上待って呼び出しを待つこともしばしばあった。20人ぐらいが同じパターンで受けているので検査室の前でも待つ。

病院食の夕飯の後はすることもなく早く寝る。

 翌日も朝食抜きで胃カメラ検査になる。ここは鼻からできるので楽だが局部麻酔が結構煩わしい。

検査後1時間待って昼食になる。今度は仕出し屋からとったような豪華な不健康食だ。もう検査しないからいいということだろう。

結果は、高脂血症はいつもの通り大幅オーバー、肝臓も3桁まではいかないが数値は高く、要治療のメタボ人間ということになった。

また胃カメラでは前年に引き続き「萎縮性胃炎」を指摘された。胃の粘膜が薄くなって下の血管が透けて見えるというものだ。ピロリ菌や老化が原因で、いったん萎縮すると再生せず、ガン化する確率も高いということで、憂鬱だ。

ただし血管年齢だけは前年の40代前半より若返って30台前半だった。先述のようなトレーニング改革の成果だろう。ならば脂肪も減ってほしいのだが。

料金はオプションも入れて3.5万ぐらい。健保の補助がなければ10万近くになるのでとても受ける気にならない。

リタイアするとこんなところにもハンディが生じるが、当市では国保から補助が出るので、地元の安い病院で同じくらいの検査で4万弱の負担で済むはず。2年間だけは職場のを任意継続することになると思うので実費になる。

今年の人間ドックについてはまた後ほど。

2016年9月12日月曜日

年間生活費160万円の内訳

2年ほど前のNHKスペシャル「老後破産の現実」で、月10万円の年金があるのに医者にも行けない、支給日前はひやむぎしか食べられない、というおじいさんを見た人も多いだろう。家賃6万円というのは問題だと思うが、10万円で生きていけるのだろうか。

日々の生活以外にも家や車があると費用がかかる。以前リタイア後の生活費としてあげた160万で納まるかどうか試算してみた。

■月単位予想費用
電気  15000(オール電化)
水道・下水道  2500
固定電話  3000
ネット 1900(ADSL12M)
携帯  2000(カラケー通話のみ2台)
MVNO  1200(BBエキサイトSIM3枚・タブレットとスマホ)
NHK  1200
食費  30000
嗜好品費  10000
衣料・靴等  3000
散髪  3000
国保  2500(所得0の場合)
所得税・住民税  0
火災保険  2000
傷害・賠償責任保険  2000
小遣い  20000

以上で10万弱、年119万になる。
国民年金、退職後2年間の住民税などは別会計で考える。

MVNOまでが現在カード払いで3万いかないはずだが、毎月7万ほど引き落としがある。いかに無駄な買い物をしているかがわかる。電子マネーのチャージもあるから全部無駄ではないが。

■年単位予想費用

税金  110000(家と土地と自動車)
自動車保険  16000
車検・点検  80000
人間ドック  35000
旅行  120000(1泊1回、日帰り2回)

合計37万、年間160万まで4万余裕がある。

電気代はリタイアすれば時間帯別料金を活かしてもっと節約できる。
自動車をなくし、食費・旅行を節約すればさらに20万ぐらい捻出できるか。

年160万なら結構余裕があるのかな?

2016年9月10日土曜日

パソコン歴

初めて触ったパソコンは就職した年に職場にあったPC-9801F2だ。16ビット機の先鞭となった機種である。

この頃はN-88BASICでプログラムを組まなければ30万円のただの箱であった。そこでプログラムを勉強し、BASICだけでは遅いから機械語とリンクさせたりしているとハードウェアのこともわかってきた。

MS-DOSが普及しだしたのはさらに2年後ぐらいである。WINDOWSから入っている若い人には決してわからない部分を知っているぞという妙な自信がある。MS-WINDOWS1.0を使った人はほとんどいないだろう。

それ以降メーカー機や自作機を使い続けて30年以上になる。覚えている限りあげてみると、メーカー機では
PC-9801LX
PC-9801NS
PC-9821 98MULTI
どこかのDOS/Vノート
PanasonicのDOS/Vノート
シャープメビウスのDOS/Vノート

この後自宅のメインPCは自作に移行。CPUだけあげると

Celeron 400MHz
Pentium3 550MHz
Pentium3 800MHz
Pentium3 800MHz デュアル
Pentium3 1GHz デュアル
AthlonXP 1800+ シングル→デュアル
AthlonXP 2400+ デュアル(L5クローズでMP化)
Opteron240 デュアル
Opteron265 デュアル
Opteron275 デュアル
PhenomⅡ X4 810
PhenomⅡ X6 1090T
FX-8320E(現在)

ほかにサブ機で使ったCPUは

Athlon 700MHz
Pentium4 2,40C
AthlonⅡ X2 250
AthlonⅡ X4 600e(現在)

さらに職場でサブで使ったノートPCが

iiyama NT310S
DYNABOOK SS1600
FM-V R8290(現在)

こうやってあげると膨大な投資をしてきたようだが、自作を始めて以降は中古で売買することも多いのでかなり安上がりでハイスペックなPCを使えている。最後のノートPC2つは各2万円位で購入できた。

最近のインテルの事情には疎くなったが、リタイア後は個人事業主でパソコンコンサルタントでもしようかなとやや本気で考えている。

2016年9月7日水曜日

ジョギング30年目

お金の話ばかりも何なので、趣味のことも書いてみる。

ジョギングを継続的に始めたのが24歳なので今年は30年目になる。
始めたきっかけは職場の大会に出るためだ。

最初は30分ほどやみくもに走って膝を痛めることがよくあったし、降雪地域ということもあり冬は休むのも当たり前だった。今から比べると距離も大して走っていなかった。
30歳前に職場の知人からマラソン大会に誘われたのを機に毎月のように各地の大会に出たり、トライアスロンもするようになった。「ランナーズ」誌や「トライアスロン」誌を買って色々と知識もついて、トレーニング方法や靴についても考えるようになった。背伸びをしたトレーニングでよく体を傷めたのもこのころだ。

40歳ごろからは、健康のためゆっくり長く走って年に1回フルマラソンを走れればいいや、というスタンスになった。父が死んで母親1人を家に残して出歩くのが心配だったというのもある。

50歳になって、「ゆっくり」が遅くなりすぎているのではないか、具体的にはキロ6分が7分になっているのではないかということに気がつき、きついトレーニングも混ぜるようになり現在に至る。

最近のトレーニングは、平日2~3回早朝に1時間ほどゆっくりジョギング、週末は速めのペース走と、坂道ダッシュ数本を行っている。雨が降ったり足が痛い時はエアロバイクも使う。すべてにおいて心拍数を基準にしている。心拍トレーニングについてはいずれ書こうと思う。

長く続けてきたことと最近のきついトレーニングの成果も(多分)あって、人間ドックでは血管年齢が30台で動脈硬化の心配はほとんどないということになっている。

リタイアをする身にはこれは本当にありがたい。医療費を最小限にすること、年金で元を取ることのためには健康であることが絶対条件である。結局お金の話になってしまった。

2016年9月5日月曜日

リタイア費用の具体的計算

前回書いた70歳までの必要貯蓄を具体的に計算してみる。
金額や年齢などの数字の部分は自分なりに置き換えて読んでほしい。

生活費は年間160万として15年で2400万必要。
壁塗り替えなど家のリフォーム費用300万として合計2700万。

個人年金収入は原資1600万とすると60歳から終身で70万ぐらいだろうから10年で700万。

差し引きすると2000万、そこへ年金原資、国民年金保険料5年分、退職直後の2年間の税金・健康保険などを合わせると3800万が55歳時点で必要ということになる。

 この数字に加えて、予想外の出費に備えた余裕を見込んで最終的に安心できる貯蓄額になったのでリタイアに踏み切ることにした。早期退職の退職金も含めている。

正確には「安心できる金額」ではなく「この金額で安心することにした」ということだ。どこで安心するかも人それぞれだろう。

この計算にはあと2つ安全を見込んでいる。

1つは年金を65歳からもらっても 生活費<収入 になるということだ。年金制度や物価の見通しは誰にもわからないので考えてもしようがない。それで私がダメになるなら日本人全体がダメになるだろう。

もう1つは働いて収入を得るということだ。私の仕事の一部分はパートタイムで可能なので、週2回半日程度働けば年収50万程度は見込める。 これでも十分すぎる収入だ。

いろいろアレンジして計算していただいてリタイア志望の方の参考になれば幸いである。

2016年9月3日土曜日

リタイアに必要な貯蓄

リタイアにはいくら資金が必要かということについて、色々なサイトを見ていると次のような計算をしていることが多いが、私には納得しかねる。

それは、年間の生活費×想定寿命までの年数-それまでに受け取る年金等の収入 を貯蓄すればいい、というものだが、これでは想定より長生きしたら生活できなくなる。
いくら年をとっても 生活費<=収入 にしなければならないのではないか。

生活費は節約するとして収入を増やすために以下のように考えている。

(1)年金受給を70歳まで繰り下げて増額する。
(2)終身の個人年金をかける。

どちらも82~85歳頃が損益分岐点のようだから、それ以上の長生きを目指す。

このように考えれば、70歳までの生活を賄える貯蓄をすればよいことになるから計算が立てやすい。

終身年金は早く死ぬと大幅な元本割れのリスクがあるからダメ、というようなことを書いているサイトが多いが、死んでしまったら損得を考える主体がなくなるのだから生きることだけを心配すればよい。養う家族があるなら別だが。

早く死んだとしても「ああこんなことならもっと使っておけばよかった」と死ぬ瞬間に後悔するくらいのことだが、早く使い切ってしまって長生きしたら路頭に迷わなくてはならない。

2016年9月1日木曜日

リタイアを思い立ったきっかけ

一昨年の秋、勤続30年の旅行券をもらった。
一人で使うなり換金しようかとも思ったが、母と旅行することにした。
今まで日帰りでカニを食べに行ったりしたことは何回もあるが宿泊は初めてだ。

ただこれが強行軍だったようで、階段の上り下りはもちろん、平地を歩くのでもすぐに座り込まなければならず帰りの電車もぎりぎりになった。予想外の弱りようだった。

これでは行きたいところも行けないだろうから、曲がりなりにも動けるうちに色々と手助けをして充実した老後を送れるようにしようと思ったのがきっかけだ。要介護状態になってからやむを得ず離職するのは敗北だと思ったし、稼げるだけ稼いでケアの手厚い老人ホームへ入れるというのも何か違う気がした。

今の仕事についてもコンピュータに詳しいということで重宝はされているが本来業務で評価されているわけではないので、どうしても続けようという意欲は沸かない。入れ替わりは結構ある職場だがおかしな人たちが次々と現れるので早く縁を切りたいという気もある。

あと考慮すべきは経済面だけで、この4月でも辞められたかも知れないがもう1年働けばまず大丈夫だろうということで、来年3月に照準を合わせた。

とりあえずは要介護というわけではないので、親のことだけでなく自由な時間を色々なことに使っていきたいと思う。