リタイアにはいくら資金が必要かということについて、色々なサイトを見ていると次のような計算をしていることが多いが、私には納得しかねる。
それは、年間の生活費×想定寿命までの年数-それまでに受け取る年金等の収入 を貯蓄すればいい、というものだが、これでは想定より長生きしたら生活できなくなる。
いくら年をとっても 生活費<=収入 にしなければならないのではないか。
生活費は節約するとして収入を増やすために以下のように考えている。
(1)年金受給を70歳まで繰り下げて増額する。
(2)終身の個人年金をかける。
どちらも82~85歳頃が損益分岐点のようだから、それ以上の長生きを目指す。
このように考えれば、70歳までの生活を賄える貯蓄をすればよいことになるから計算が立てやすい。
終身年金は早く死ぬと大幅な元本割れのリスクがあるからダメ、というようなことを書いているサイトが多いが、死んでしまったら損得を考える主体がなくなるのだから生きることだけを心配すればよい。養う家族があるなら別だが。
早く死んだとしても「ああこんなことならもっと使っておけばよかった」と死ぬ瞬間に後悔するくらいのことだが、早く使い切ってしまって長生きしたら路頭に迷わなくてはならない。
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