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2017年7月30日日曜日

ところで心臓周囲脂肪って何だ?

前回、心臓周囲脂肪が多いと指摘されたと書いた。これは聞きなれない言葉だが一体何でどういう悪影響があるのかネットで調べてみた。例によってネット情報はあてにならないというオチである。

「心臓周囲脂肪」をキーワードに検索すると、医学的にデータを分析したサイトもいくつかはあるが、多くはブログか自称健康サイトがヒットする。

それらのサイトの内容はあまりにも金太郎飴すぎて笑えてくる。次の3点以上でも以下でもない。

・心臓周囲脂肪は血管の外側から血管を傷める物質を出す。
・これを落とすのは簡単で、まず食事は野菜から食べる。
・またいつもより多く「ちょい足し歩き」をする。

とっくにやっているんですが・・・。

ここまで内容が同じなのは情報源が1つということだが、「たけしの家庭の医学」 「ためしてガッテン」でやっていたらしい。さらにその大元はある一人の学者S氏らしい。

心臓脂肪の出す物質を「濃縮した」液の中に牛の大動脈をつけておいたら数時間でボロボロになるという実験もしていたようだ。しかしこんな濃度や体内環境を無視した実験はこけ脅し以上のものではない。パイナップルの汁に肉をつければ肉がボロボロになるらしいが、パイナップルを食べれば体が溶けるのか?


明らかな非科学を見せられると他の部分も信用できなくなる。

2017年7月28日金曜日

心臓検診を受けた

アンチエイジングのために週一回程度自分的には激しい運動をしていることは以前に書いた

ただこれを本当にしていてよいのか、心筋梗塞や動脈瘤破裂などの心配はないのか、ということには一抹の不安があった。

人間ドックでは血管年齢が20代前半という診断を貰っているが、あくまでも脈波速度から大動脈の柔軟性を推定しているだけのことで、プラークや動脈瘤の診断をしているわけではない。

ということで近くの病院で心臓と動脈の検診を受けてみた。人間ドックはまた秋に受ける。

内容は造影剤を使わない単純CT、心臓や頸動脈の超音波検査などである。これで異常なし、あなたは見かけのよらず若いですね、どんどん走って下さい、という結果を期待していたのだが・・・

いろいろ検査して最後の医師の説明でCT画像を一緒に見ながら、胸部から腹部まで大動脈はきれいで問題ありません、心臓の冠動脈も石灰化はありません、

ただし、

心臓周囲脂肪が多めです、造影剤を入れてCT検査をしますか、という話になった。心臓周囲脂肪と動脈硬化は有意な関係がありますとのことだ。

いきなりの話であるが、被曝や造影剤の負担や費用、また他の所見で全く悪いところのないことを考えると、明らかな病人が受けるような検査を気安く受けるわけにもいかない。

ということで難色を示していると、それではトレッドミルで負荷心電図をとりましょうということになった。それでも新たな物入りだ。ネットで調べたところでは、負荷心電図の保険点数は320点らしいので自己負担は1000円ぐらいか。あと医師の診断料もかかるだろう。造影剤使用の冠動脈CTになると2100点だ。

悪いところを見つけるために検査しているのだから見つかってよしと考えなければならない。何もないことだけを期待するのは厚かましいということか。

2017年7月24日月曜日

嗜好品の節約その2

以前にも漫然とスライスチーズを食べるのをやめたことを書いた。ちなみにこれは経済的だけでなく血圧を下げるという効果をもたらしたかも知れない。最近コンスタントに上下とも5~10下がった。

さらに節約を目指して、サイダーを粉末のスポーツドリンクに変えることにした。今まではゼロカロリーサイダーとCCレモンを半々にブレンドして1本あたり160円、最近は暑いのでほぼ1日1本以上飲んでしまうので1か月で5000円ぐらいかかる計算だ。

これはさすがに高いしペットボトルのごみもすぐたまってしまうので自分で作ることにした。

スポーツドリンクの粉末は有名メーカーのは1リットル分で100円ほどするが、通販で50円ぐらいの「スカイウォーター」を購入した。こちらの方が味も良い。業務スーパーのだと40円ほどになるがカロリーが多く味も今一つだ。

これを1.5リットルの水道水に溶かし、クエン酸とビタミンCのタブレットを加える。 甘さは控えめで酸味を強くして炭酸の刺激に替える。クエン酸は1kgで1000円ほどであるが100回以上は使える。

これで1日分が60円ほどになり1か月でも2000円以内に収められるだろう。 買いに行く手間も省けた。

これだけなら1か月3000円の節約となるが、最近別の嗜好品としてバナナを食べるようになったので節約度は下がっている。

業務スーパーで安いバナナを多めに買って1本ずつラップにくるんで冷凍しておくと、そのまま食べたらアイスクリーム代わりになるし、キャベツとミキサーにかけてスムージーにもできる。

1本30円ぐらいなので毎日食べたら1か月で1000円。トータルすれば節約にはなる。

2017年7月22日土曜日

真夏のジョギングは楽しい

ジョガーはみんなそうだと思うが私も季節を問わずジョギングをしている。

特に真夏の炎天下が一番楽しい。冷房の効いたジムでトレッドミルの上を走る人もあるだろうが、私はしたことがない。するお金もない。

何が楽しいかというと、窓を閉じてクーラーを利かせた車を尻目に、このくそ暑いのに走れるんだぞと見せつけて優越感に浸れることだ。向こうからはジムに行くお金がなくて可哀想に、と思われているだろうが。

それは枝葉のことだが、まだ暑さに耐えられる体であることを確認し、それを末永く維持したいというのが本当のところだ。

暑さに耐えられる体とは、体温調節中枢がちゃんと機能し、必要なだけの汗がかけるということだ。

汗腺は3歳までに完成するのでそれまでに汗を十分かかなければならない。小さいころからクーラーの効いた部屋で過ごしていたら汗をかけなくなる。ただせっかく汗腺が発達しても最近は制汗スプレーなどというバカなものが流行っているらしいが。

また汗腺は老化すると退化していって汗がかけなくなる。高齢者が熱中症になりやすい原因の一つだ。幸い私はまだ汗を十分かけるというより人よりかなり汗かきだ。この発汗能力を退化させるわけにはいかない。

ということで夏は暑い中を走って存分に汗をかいている。気温35℃でも走る。

走れば向かい風が来るので体感温度は数度下がり、気温が高いと湿度が下がって汗が蒸発しやすいのでその冷却効果もある。35℃はじっとしていれば暑いが走ればそれほどでもない。木陰は寒いぐらいだ。

もちろん汗のもとになる水分補給は必要だ。2時間走ると500mlの飲料を4本飲んでも2kg体重が減るので、4リットルの汗をかいたことになる。体重の6%の水分を失うと生命に危険があるとのことなので、もし給水していなかったらアウトだ。自販機は定価だからお金がかかるが・・・

毎年の積み重ねと春からの暑熱馴化の成果なので、いきなり真似をしないように。

2017年7月20日木曜日

国民年金基金の勧誘がしつこい

しばらく前に「国民年金基金」から手紙がきた。私が国民年金に切り替わったということがどうしてわかったのだろうか。

「国民年金」は9年ぐらい(付加年金部分に至っては2年)で元が取れる大変お得な金融商品だ。それが積み増しできるならと思ってパンフレットを請求した。

送られてきたパンフレットには代表的な例しか載っていないが、ホームページを見ると掛け金や年金額のシミュレーションが自在にできる。

ところがシミュレーションしてみると何かおかしい。そんなにお得ではない。掛け金と年金額をもとにEXCELで計算すると、どうも年利1.5%ぐらいのようだ。実は公表されていたのだが。これなら私の入っている民間の個人年金と大して変わらない。

いろいろ調べてみると、名前は似ているが国民年金とは全く別物だということがわかった。加入者はたったの数十万人、その半数は初期に入って予定利率5.5%が約束されているらしい。そんな運用ができているはずがないから私の掛け金がその人たちの年金になるのだろう。では私の年金は誰が払ってくれるのか?  しかも脱退できないのになぜか加入者が減り続けている。

このように少しお得という程度でむしろ破綻の危険性もありそうなので、関わらないことにした。

ところが最近携帯電話に国民年金基金の番号からの着信履歴が何回も残っている。おそらく加入の勧誘だろう。電話帳登録して個別着信音もバイブも「切」にしておいた。

2017年7月15日土曜日

国民年金をnanacoで支払った

少し前になるが、国民年金の1年前納分をnanacoで支払った。正確には5~3月の11か月分である。付加年金もあるので18万円ぐらいの難度の高い方法だ。ネット情報をもとに挑戦した。

まずnanacoは1枚当たり10万円までしか持たせられないのでスマホと併用する。

スマホはnanacoアプリすら入れていなかったし、今後もnanacoをスマホで使う予定はないので使い切るようにする。よってスマホに10万円、nanacoカードに8万3千円を入れる。

スマホにアプリをインストールしてクレジットカードの設定をし、25000円を2回チャージする。この時点ではセンター預かりなので、カードなら残高確認をしに店まで行かなければならないが、スマホはアプリ上でできる(うろ覚えだができたはず)。

さらに25000円をチャージするのはアプリからはできないのでPCから行うが、1日のチャージ回数は3回までなので、当日と翌日に分けて25000円ずつPCからチャージする。これで電子マネー5万円、センター預かり5万円となる。

nanacoカードは数百円の残高があるので、49000円を2回に分けてPCからチャージする。

一度店に行って残高確認をする。

家に帰ってまた34000円を2日に分けてPCからチャージする。

以上で18万3千円が用意できた。あとは店員がテキパキやってくれたらよいのだが、近所の店のお姉さんはカードを併用して途中で残高確認をしてというのを何事もなくこなしてくれた。

これだけして楽天ポイントが1800ポイント付いたというだけのことだが・・・


来年度は2年前納をクレジットカードで行いたい。その次は誕生日の関係で24か月は残らないのだが月割りで割り引いてくれるのだろうか。その後任意加入を2年間続けるつもりだ。私の時代は学生は納めなくてよかったのだ。

2017年7月9日日曜日

ついにオムツをすることになった

母よりも先に私がオムツをすることになった。


介護職員初任者研修の実習である。そろそろ終わりに近づき排泄介助の実習となった。紙パンツ、布オムツ、紙オムツと各種取り揃えてだ。

装着する利用者役、介護者役と交代しながら実習を行う。自分がされて他人がするのを見ていてもいざ自分に介護者役の順番が回ってくるとうまくできない。

この資格の前身はホームヘルパー2級で、この時は施設実習があったが、今は受講生どうしの実習である。もし実際の施設でこんな体たらくでは二度と受け入れてもらえないだろう。

しかし排泄に限らず科学に基づいた介護の技術というのは大したものだと思う。確かに講師の先生がやれば利用者にも介護者にも安全でスムーズな介護になる。

オムツに戻るが自分がしてみるとかさばって気持ちのよいものではない。さらにこの中に排泄物がたまったとすると・・・。最近はできるだけオムツをせず残存した自分の力を使ってトイレに行けるようにする介護が目ざされているらしいが、できることならその方がよいと思う。金儲け主義の施設では長時間オムツで放置ということもあるのだろうけれども。

2017年7月6日木曜日

やまぼこじゅんこう

京都では1日の「吉符入」からすでに祇園祭が始まっている。宵山に2度、山鉾巡行の日に1度行ったことがある。

さて17日と24日の山鉾巡行をテレビなどでは「やまぼこじゅんこう」と言っていることが多いが、聞いていて非常に気持ちが悪い。蒲鉾じゃないんだから「やまほこじゅんこう」が正しいと思う。

いや「なぎなたぼこ」「かんこぼこ」などみんな「ぼこ」じゃないか、と言う人もあるだろうが、これらは「連濁」で、前の語が後ろの語を修飾して結合している場合に後ろの語頭が濁音になっているだけである。「長刀という名前の鉾」だから「なぎなたぼこ」だ。他の例としては「空き箱=空いた箱」「山口=山の入り口」「山口組=山口さんの組」のようなものだ。

しかし祇園祭の「山」と「鉾」は全くの別物で、並列関係であるから連濁は起こらないはずである。

逆に、Wikipediaは「傘鉾」を「かさほこ」と訓んでいるが、「傘をかぶった鉾」だから「かさぼこ」でいいのではないかと思う。「綾傘鉾保存会」のドメインは ayakasahoko.com だが。

ちょっと違う話だがこの頃の若い人は「三分」を「さんふん」と発音する。連濁というようなある意味例外的な規則を覚えられず「分=ふん」という画一的な使い方しかできないのだろう。

結局は文法よりも当事者がどう言っているかが正解だし、言葉は時代と共に変化するものだから目くじら立ててもしょうがない。「さんふん」と言っている人達が大人になればそれが正解になってしまう。

ただ「ら抜き言葉」「すごい+形容詞」「全然+肯定」この3つだけは絶対に許せない。別に私の許しなど必要ないのだが。

2017年7月4日火曜日

住宅ローンを繰り上げ返済する

20年ローンがあと2年分残っているのを繰り上げ返済した。

もともと両親が45年前に建てた土地付き一戸建て住宅を取り壊して建て替えたが、考えてみればまだ築27年だったわけで、あわてて建て替える必要はなかったかも知れない。現に隣家は全く同じ間取りだが今でもそのままで人が住んでいる。

ただ周囲も結構建て替えられていたこと、駐車スペースがなかったこと、何よりも両親が70歳近くになっていてバリアフリーにしたかったことなどを考えて、某ハウスメーカーの鉄骨ユニット3階建て住宅を選んだ。土地が狭くて3階建てにしたかったのと震度7でも大丈夫という宣伝にひかれた。

1階にはビルドイン型の車庫を作り、庭のスペースがないので半分だけ3階で残り半分は屋上バルコニーにした。間取りは5DKとなる。

業者を呼んで話をして一回両親とショールームを見に行った直後に父がトイレで倒れて急死したので 、業者の方はボツになったと思っていたようだが、母の気持ちを奮い立たせるという目的もあって予定通り話を続行した。

結局総工費3000万円、頭金300万円で残りを住宅金融公庫と職場の貸付で20年ローンを組んだ。当時の金利は約2.3%だった。借りられる上限まで借りたら300万足りなかったということである。貯金は600万円だけ残った。

住宅金融公庫は10年で金利が4%に上がるので手を拱いていては大損する。よって地元の銀行で借り換えた。借り換え金額は1500万円、金利は1.1%になった。

この時点で全額返済するだけの資金はあったが、何かの時にまとまったお金を持っていた方が安心だとか、投資で儲かるかもしれないというスケベ心などもあってずるずる借り続けていたが、どちらが良かったかはわからない。

それから8年たって退職もしたので返してしまうことにした。4月でも返せたのだが財形貯蓄の解約金を充当する予定だったので遅くなってしまった。後は抵当権抹消の手続きをしなければならない。

2017年7月2日日曜日

6月の出費

6月の出費を集計した。

A 月単位の支出

予算決算
食費3300033700
嗜好品費1000013000
電気1500013500
水道2200
固定電話40007700
ガラケー2台2000
ADSL2100
MVNO900
散髪38003800
各種保険35003500
小遣い等2000014000
合計9650089400

B 年単位の支出累計(赤字は今後の予定)
税金(車・家)9000027700
60000
車検(半分)7000016000
70000
自動車保険1300013000
コーティング1800018000
衣料費250005000
人間ドック5000050000
資格試験1000053000
旅行120000108000
60000
NHK1200012000
合計408000202000
291000

C 10年単位の支出
壁塗り替え15000000
リフォーム・家電10000000
合計25000000

嗜好品費はコーヒーを送料対策で2か月分買ったので増えた。小遣いはミキサー、けがの治療費、ガソリン代など。治療費は傷害通院保険で6倍返しほどになる。電話は私は携帯の無料通話分で賄えるので母親がどれだけ固定電話を使うかだ。先月は弔電を3本打ったので高くなったようだ。