ページ

2016年10月8日土曜日

風邪をビタミンC大量摂取でねじ伏せる(その2)

風邪をひき始めてちょうど一週間たった。幸い気管はもう全く痛まず鼻水が少し出るくらいにまで回復した。

ビタミンC大量摂取のおかげだと思いたいが、「大量摂取」とはどれくらいか。世間ではビタミンCは風邪には効果がないという説が大勢を占めているのになぜするのか、といったことを書いてみよう。

まずなぜ風邪にビタミンCが有効かというと、はっきり言って確たる根拠はない。ただコピペを重ねたであろう不確かなネット情報ではあるがこういうことらしい。
(1)免疫細胞が働く際にビタミンCが消費される。
(2)ビタミンCは細胞同士を接着するコラーゲンの生成を補助し、これにより荒れた鼻やのどの粘膜が修復されウイルスの侵入も抑止できる。

 次に「大量」の程度である。

厚生労働省の「食事摂取基準」では成人男性で1日あたり0.1gとなっている。昔は0.05gだったが最近増やされたようだ。これは最低必要量で、上限は設定されていない。摂りすぎても水溶性で2~3時間で排出されるから問題ないということだ。ただ摂りすぎると下痢や結石の可能性があるらしい。

そこで市販のサプリメントやビタミン剤のほとんどは、1日の摂取目安を1gとしている。 これぐらいなら経験的に副作用は出ないということだろう。また細かく補給できるように3~8粒で1gとなっている。

ただ私の経験では、これぐらいでは毒にも薬にもならないということだ。

私は最初のうちは3粒で1gのサプリメントを1時間ごとに1粒の割合で飲んでいた。1日では5gほど摂取することになるので恐る恐るである。しかしあまり効いた気はしなかった。

そこで去年ぐらいからは1時間で3粒、1日では10g程度の摂取に踏み切った。大差は感じないが、飲んですぐ症状が和らぐような気はする。

寝ている間は飲めないので朝起きた時は夜より状態が悪いことが多い。ただ幸い?なことに年のせいで夜中によく目が覚める。その時に飲むとやはり状態がよくなる気がする。胃には悪いのだが。

見ての通り「気がする」程度ではあるが以前のようにこじらせることはなくなった。目に見える副作用もない。

世間でビタミンCが風邪に効果がないと言っている説をよく見ると、予防には効果がないが治りが平均1日程度早くなるということは認めている。「この程度の効果しかない」と矮小化されているがこれはとてつもなく大きなことだ。

風邪薬は症状を無理やり抑えるだけであってウイルスを殺してはくれないから、治ったつもりで動いているとかえって長引いてしまう。ビタミンCは症状を抑える作用はないが治りが早いということはウイルスを退治する力すなわち免疫力が高まっているということだ。

これからも薬に頼らず自分の免疫力で治すことを体に覚えさせていきたい。鳥インフルエンザで生き残るためにも。

※2017・8・28追記 ビタミンC大量摂取について(副作用編)もご参考に

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。