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2017年7月4日火曜日

住宅ローンを繰り上げ返済する

20年ローンがあと2年分残っているのを繰り上げ返済した。

もともと両親が45年前に建てた土地付き一戸建て住宅を取り壊して建て替えたが、考えてみればまだ築27年だったわけで、あわてて建て替える必要はなかったかも知れない。現に隣家は全く同じ間取りだが今でもそのままで人が住んでいる。

ただ周囲も結構建て替えられていたこと、駐車スペースがなかったこと、何よりも両親が70歳近くになっていてバリアフリーにしたかったことなどを考えて、某ハウスメーカーの鉄骨ユニット3階建て住宅を選んだ。土地が狭くて3階建てにしたかったのと震度7でも大丈夫という宣伝にひかれた。

1階にはビルドイン型の車庫を作り、庭のスペースがないので半分だけ3階で残り半分は屋上バルコニーにした。間取りは5DKとなる。

業者を呼んで話をして一回両親とショールームを見に行った直後に父がトイレで倒れて急死したので 、業者の方はボツになったと思っていたようだが、母の気持ちを奮い立たせるという目的もあって予定通り話を続行した。

結局総工費3000万円、頭金300万円で残りを住宅金融公庫と職場の貸付で20年ローンを組んだ。当時の金利は約2.3%だった。借りられる上限まで借りたら300万足りなかったということである。貯金は600万円だけ残った。

住宅金融公庫は10年で金利が4%に上がるので手を拱いていては大損する。よって地元の銀行で借り換えた。借り換え金額は1500万円、金利は1.1%になった。

この時点で全額返済するだけの資金はあったが、何かの時にまとまったお金を持っていた方が安心だとか、投資で儲かるかもしれないというスケベ心などもあってずるずる借り続けていたが、どちらが良かったかはわからない。

それから8年たって退職もしたので返してしまうことにした。4月でも返せたのだが財形貯蓄の解約金を充当する予定だったので遅くなってしまった。後は抵当権抹消の手続きをしなければならない。

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