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2017年7月9日日曜日

ついにオムツをすることになった

母よりも先に私がオムツをすることになった。


介護職員初任者研修の実習である。そろそろ終わりに近づき排泄介助の実習となった。紙パンツ、布オムツ、紙オムツと各種取り揃えてだ。

装着する利用者役、介護者役と交代しながら実習を行う。自分がされて他人がするのを見ていてもいざ自分に介護者役の順番が回ってくるとうまくできない。

この資格の前身はホームヘルパー2級で、この時は施設実習があったが、今は受講生どうしの実習である。もし実際の施設でこんな体たらくでは二度と受け入れてもらえないだろう。

しかし排泄に限らず科学に基づいた介護の技術というのは大したものだと思う。確かに講師の先生がやれば利用者にも介護者にも安全でスムーズな介護になる。

オムツに戻るが自分がしてみるとかさばって気持ちのよいものではない。さらにこの中に排泄物がたまったとすると・・・。最近はできるだけオムツをせず残存した自分の力を使ってトイレに行けるようにする介護が目ざされているらしいが、できることならその方がよいと思う。金儲け主義の施設では長時間オムツで放置ということもあるのだろうけれども。

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