山と言っても標高600m程度の里山だがそんな登山でも10年ぶりぐらいになる。
久しぶりのことなので出発前に装備や服装を揃えるのにてんやわんやだ。あると思っていたものがなかったり劣化していたりする。登山靴も状態が良くないのでトレランシューズにした。
また必要はほぼないがスパッツや山中で一夜を過ごせるようシュラフカバー、毛糸の手袋、懐中電灯なども入れていると中型ザックにいっぱいになった。
そのくせ先日せっかく買った熊鈴や笛は持って行くのを忘れた。
ネットで出した登山届では入山を10時にしたのに家を出るのが10時前になった。登山口まで歩いて1時間以上かかるのでスタートは11時だ。
昔は地図とコンパスを持って歩いたが今はGPSとオフライン地図で現在地が簡単にわかるので利用させてもらった。スマホのGPSは頼りないのでタブレットにすると大きくて見やすい。
何だかんだ言っても快晴で気温も程よく快適に歩けた。平日のせいか頂上付近までは1時間ほど誰にも会わなかったがその後15人ぐらいとすれ違った。暇な人たちだ。
頂上は見晴らしがいい。県境なので自分の県とこれから下りる隣の県の街並みが遠くまで見渡せる。私の家から山頂が見えているので、ここから家が見えているはずだ。
下山ルートの一部は初めて通る道だがかなり荒れていて沢沿いの道があちこち崩れている。朽ちた木の橋を恐る恐る渡りかけて、こりゃ無理と判断して引き返したら明白な徒渉ルートがあったりする。最初からそっちへ行けということだが勘が鈍っているようだ。
最後に街に出る手前の緩斜面は以前も道が分かりにくかったが今回もGPSがありながら何回も後戻りした。水の流れた跡が道と紛らわしいのもあるし、帰ってからわかったが地図の道自体がずれていたこともある。
とにかく所要時間は予定通りの4時間で登山届より1時間遅れで下山口に着いて電車で帰った。
いろいろあったが冬になる前にまた山に登りたくなった。このコースもまた歩きたい。
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