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2018年1月30日火曜日

贈与税申告のため戸籍を取りに行く

先日土地の所有権を母から私に移転したので、贈与税の申告が必要になった。相続時精算課税制度を使うので税額はゼロだが、そのことを申告しなくてはならない。

確定申告のように国税庁のHPでちょこちょこと入力すれば書類完成か、と思いきや、戸籍関係のいくつもの書類が必要になることがわかった。確定申告の場合はe-taxにすれば書類を添付しなくても保管さえしておけばよいが、こちらはそういうわけにはいかないようだ。もちろん保管でよくても取らなくてよいわけではない。

必要なのは以下の4種類。

1)親子関係が分かる戸籍謄本または抄本
2)平成15年以降の私の住所の履歴を証明する戸籍の附票
3)母の住所がわかる住民票
4)平成15年以降の母の住所の履歴を証明する戸籍の附票

条件が色々あって3枚で済む場合もあるが詳細が必要なら自分で調べてほしい。

(3)の住民票だけは近くの支所で取れるが、戸籍は本籍地の役場に行かなければならない。郵便でも取れるが質問ができないし返信切手の値段もわからない。幸い私や母の本籍は以前にも銀行巡りをした隣の大都会で、歩くにはちょっと遠いが電車賃もそれほどかからなない。

せっかく都会に出たので4時間ほどうろうろしてから役場に着く。窓口のお姉さんに請求用紙を渡すとやはりややこしい話になった。

「×年に戸籍をコンピュータ化したので住所の履歴もそれ以降のものになります云々」と言われてもよくわからない。とにかく平成15年以降の住所がわかればいいんだけど、ということで出してもらった。

出てきたものを見ると、(1)はそのまま、(2)(4)は合わせ技で2枚となった。つまり両者の×年以降の附票、両者の×年以前の「改製原附票」である。「改製原附票」は(おそらく「改製原戸籍」も)手書きで縦書きの読みにくいものである。

これだけあれば余分なぐらいだと思うので贈与税の申告は大丈夫だろう。

ただ心配なのは、新しい戸籍は手書きのものに比べて情報量が少ない。両親の両親は名前しか書いていない。父の相続の時の古い戸籍謄本を見ると両親それぞれの出生時の住所も書かれている。先祖をたどるためには新旧の戸籍を取っていく必要がありそうだ。

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