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2019年1月30日水曜日

ダンベルジョギングの勧め

私はここ十数年ほとんど走るときは両手にダンベルを持っている。ずっと500gだったが1年ほど前からは1kgに増量中だ。下半身だけでなく上半身も同時に鍛えられて一石二鳥だ。心拍数も持たないより10ほど高くなる。

ところが「ダンベル、ランニング」などのキーワードで検索すると否定的な記事ばかりがヒットする。ダメという理由は、筋肉や関節を痛める、フォームが乱れて速く走れなくなるなどでどこも一緒だ。おそらくダンベル持って走ったことがない、いや走ったこともない連中がググってコピペして記事をでっちあげているのだろう。

百の机上の空論より一の実践だ。実践者の立場から否定論を否定しよう。


(1)膝、腰、肩などの関節を痛める?

まず膝からいうと否定論者の根拠はこうだ。着地の衝撃は体重の2~3倍になるから、体重60kgの人が両手に1kgのダンベルを持てば124~186kgの衝撃が加わるから関節が壊れる。というものだ。

こういう連中は「持たなくても」120~180kgの衝撃が加わることにはなぜか気が付かないようである。それにもともと60kgもの誤差があるのに6kgの増加など「誤差の範囲」の十分の一に過ぎない。

腰や肩については、確かに最初から重いのを持てばけがの危険があるだろうということは言える。私も最初500gを持った時でも10kmぐらいなら持つが20kmになると持たなかった。

しかし慣れてくると25km持って走ってもインターバルトレーニングしても何ともない。たまに持たなくてもタイムは全然変わらない。

こういう状態が何年も続いて500gでは空気のようでもの足らなくなったので1kgに増量した。

最初の数回は腰に負担が来る感じがしたが、慣れれば何でもない。キロ4'30で坂ダッシュしてもどこが痛くなるわけでもない。サブ4.5できない私がですよ。

ということで、徐々に様子を見て体と相談しながら重さを調節すれば体を痛める心配はない。


(2)フォームが崩れる?

否定論者は腕が振れなくなると思っているようだ。しかし実際やってみればわかるがダンベルを持ったら腕を「前後に」振らないとかえって走りにくい。

私は意識的に腕を前後に大きく振って走っているが、すれ違うランナーを見ると胸のところに腕をたたんで全然振っていない人が多い。

むしろ腕振りを身につけたければダンベルを持て、と言いたい。


以上独断と偏見と言われるかもしれないが、ダンベルランニングやダンベルウォーキングはもっと広まってもよいのではないか。

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