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2016年9月22日木曜日

心拍トレーニング

2年ほど前から「心拍トレーニング」を行っている。心拍計を装着してその数値をリアルタイムに見ながらトレーニングするというものだ。

単に心拍をモニターするということではなく、心拍数を基準にトレーニングするということである。

私が使っているのは胸ベルト式で、ゴムバンドにセンサーと電極がついていて、センサーからの電波を腕時計式の受信機で読み取る。パソコンに転送などの機能はないベーシックなものである。左手に時計、右手に心拍計をはめて、ストップウォッチやインターバルタイマーは時計の方を使っている。
胸ベルト式は「装着が煩わしい」「胸が圧迫される」「冬は冷たい」、「だから手首式(腕時計の裏に光センサーがついている)にしましょう」、などと書かれているサイトが多いが、全く気にならない。おそらくこのようなサイトはアフィリエイト目的だろう。

どちらにしても過去数拍(あるいは数秒)の計測を平均しているはずなのでタイムラグがある。私の使っているのはおそらく2~3秒だが、手首式はもっとあるようである。タイムラグが大きいと心拍を一定に保ちにくい。

使い方は、上限と下限を設定してその範囲内になるように走る速さを調節する。アラームを鳴らすこともできる。尤も私の機種はほとんど聞こえないぐらいの小さい音だが。

平坦路であればスピードを一定にすれば心拍数もほぼ一定になるのだが、上り下りがあるとプラスマイナス10ぐらいはすぐ変わる。わずかな勾配であれば視覚よりも心拍のほうが先に察知する。

ところがアップダウンの続くところでタイムラグがあると、頂上を過ぎて下りだしてから上限オーバーのアラーム、そこで緩めると下限オーバーとかなって範囲内に調節がしにくい。今はタイムラグも見当がつくし自分の心拍の傾向もわかってきたので範囲外になることは少なくなったが、手首式にするともっとやりにくくなるだろう。

具体的な数値を見てみよう。

今までゆっくり長くをモットーに走っていたペースは、1キロ6.5~7.5分、よっぽど疲れている時で8分であるが、心拍では110~130拍程度であった。

最近のきついトレーニングだと、1キロ5分なら160拍、200mほどの坂道を上ると170拍ぐらいになる。

こういったデータから目標心拍数を定めてトレーニングするようにしている。

またきつい練習後3~4日は心拍が高くなる。心拍を一定にしたら走る速さが遅くなるということだ。速さの戻り具合から疲労回復の度合いもわかる。ここからきつい練習は週2回はできないこともわかった。始めたころは土日と続けていたこともあったが危険なことだった。

 このように心拍計は私にとっては必需品となっている。

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