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2016年9月18日日曜日

FMV-R8290のWindows10化

先日、職場で使っているFMV-R8290にWindows10をインストールした。

この機種は2009年発売でWindows7がプリインストールされている。4年前にヤフオクで2万円で落札した。ネットを見れば成功報告がいくつもあるので私もやってみた。

自分でやると、やはりネットには書かれていない注意点もいくつかあったので記録しておく。

すでに自宅2台、知人のに1台インストールしているので、手順は慣れたものだ。
職場のインターネットは共用で速度も遅いのでUSBメモリを使う。以前使ったものがあるので手間はかからない。

 長年いろいろなソフトを入れているので既存のOSをアップグレードしたいのだが、Cドライブが7OGB中十数GBしか空いていない。データ用のDドライブがやはり70GBあるのでパーティションを切りなおすこともできるのだが、ほぼいっぱいに暗号化コンテナを作っているのでそのデータのバックアップや復元が煩わしい。

 不要そうなファイルを削除して何とか20GBほど空けて作業開始。2時間程度で使えるようになった。

これで満足すればよいのだが、windows.oldを削除してもやはり空き領域が少ないのは否めない。さらにCPUのCore2DuoSU9400は64ビット対応だとわかったので、いっそのこと64ビットにしてやれと思った。

ビット数が変わると新規インストールになってしまうが、仕事のデータはサーバー上だし、ソフトウェアも本当に必要で再インストールすべきものはわずかなので、思い切って実行した。

こちらもあっけなく終了してソフトも再インストールしたが、なんとCドライブの使用容量は15GB程度だ。30GB以上も何が入っていたんだろうと思う。

起動もさくさく速くなりしばらく喜んで使っていたのだが重大な問題に気がついた。プリインストールされていた富士通のバッテリーユーティリティをDVDから入れたのだが、充電を80%で止めてくれないのである。これではバッテリーが劣化してしまう。

バッテリー情報を表示しながら充放電を繰り返してみると状況が分かった。

放電して残量70%を切ると充電が始まる。ところが放電時は残量表示はちゃんと減るのに、充電しても残量表示が増えないのだ。再起動してもう一度見ると80%を超えている。

要はバッテリーの情報を読み取るドライバが64ビットにうまく対応していないということだろう。富士通のサイトや海外のサイトなども漁ってみたがだめだった。

OSのビット数など自己満足の世界だがハードウェアが劣化するのは困るので、 32ビットに戻すことにした。ハードディスクのリカバリ領域から出荷時状態に戻し、またアップグレードだ。

今度はちゃんと80%で止まる。しかし出荷時状態では入っていなくて富士通のサイトからダウンロードして使っていた指紋認証ユーティリティは「ドライバがない」と動かなかった。7の状態で入れてアップグレードしたら動くかも知れないがもう面倒くさい。

とにかく起動が速くなってハードディスクがすっきりしたので良しとしよう。

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