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2017年5月24日水曜日

三角コーナーには熱湯を

基本的に母親に食事の支度はしてもらっている。ただ気力体力ともに衰えているせいか後始末がかなりぞんざいになっているので最近は私が炊事場周りを掃除しているが、三角コーナーには黒や白のぬめりがついて洗っても洗ってもまた発生する。

特にぷるんとした白いぬめりは最初は脂がしみ出してきたのかと思っていたが、生ゴミの種類によらずかつ大量に発生するので正体不明だった。

それとは別に我が家はオール電化で深夜電力が安いので、ポットの残り湯は夜に捨てて新たに沸かすようにしていた。初めはただお湯を捨てていたのだが、ある時から気休めに三角コーナーの生ゴミにかけるようにした。煮物のようないい匂い?が漂ってくる。

数日後気がついたのだが、三角コーナーのぬめりがなくなってぴかぴかになっている。 それ以降も発生しなくなった。

思うにあのぬめりは細菌が繁殖したものだったのだろう。三角コーナーが醸造屋の樽のような役割を果たしていたわけだ。洗剤で洗っても細菌は死なないが熱湯ならコロリだ。酒蔵が火事で焼けたようなものだ。物理の力が化学の力に勝った瞬間に立ち会えた。


今はポットの残り湯をまずボールに入れ布巾を消毒、排水口の上に三角コーナーを置いてそのお湯を注いで串刺しで消毒、としている。洗剤や殺菌剤は必要ない。今頃何を言ってるのという人もあるだろうが我が家では新発見であった。

ポットにお湯が残っていなかったらどうするか? 明日もある。ゴミは逃げない。

ちなみに三角コーナーも排水口バスケットもストッキング生地のネットをかぶせている。ぬめりには関係ないがゴミを捨てやすくするためと排水管の詰まりを防ぐためである。バスケットにたまったものを手で掻き出すのは勇気がいる。


今は亡きあのぬめりを牛乳に入れたらヨーグルトになるのだろうか。常温で生成するからカスピ海ヨーグルト?

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