今はやりのガチユル走なるものを初めて行った。やりかたは、1キロ全力、3分休憩、1キロ全力、休まず7キロ以上ゆっくり走る、というもの。
全力の部分で成長ホルモンとアドレナリンが出て脂肪が燃えやすくなり、ゆっくりの部分で脂肪を燃やして脂肪を効率的に使える体に改造するというのが目的だ。昔から言われている「走る前に筋トレ」と同じようにも思うが。
全力のペースはフルマラソンの目標ペースよりキロ1分速く、ゆっくりは1分遅くするらしい。
テレビ番組で紹介されたときに、実際に女性タレントが2か月(16回)実践してフルマラソンをサブ5で楽に走り切れたそうだ。対照実験がないからこのトレーニングのおかげかどうかはわからないが、測定ではフルマラソン適正ペース(=脂肪を使うペース)が飛躍的に向上していたとか。
ただ脂肪を使うペースなら42km走れる、というのなら誰も苦労はしない。私もそうだがサブ5レベルだとエネルギー云々の前に、脚力が42キロに耐えられるかということの方が問題だ。私も後半は体全体は元気なのに脚が痛くなってペースダウンする。
30キロ以降脚が止まるのは糖質を使い切っても脂肪を使えないからだ、という大前提があるようだが、エイドでさんざん糖質は補給しているから脂肪が使えなくてもいいはずなんだがそれでも脚は痛む。
能書きはこれぐらいにして実際やってみた感想だが、ブログ等で多く書かれているようにユルの部分は楽に感じた。ただ脂肪が燃えているおかげというより、心拍数を一旦上げると高い状態がしばらく続いて血液循環が良くなっているからではないだろうか。2キロの全力走ぐらいで糖分が枯渇するはずもない。またガチの後だから相対的に楽に感じるということもある。
ガチユル走を紹介したり「やってみました」というブログはたくさんあるが「成果があった」というものはまだお目にかかっていない。うたい文句通りの効果があるかはともかく、全力走で刺激を入れるのはアンチエイジングにもなるので続けてみようと思う。
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