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2020年3月2日月曜日

家系図作りその3~ついに戸籍を取りきった

祖父母4人のうち2系統(父の父、母の父)は前回で戸籍を取りきった。あと2系統は隣のA市とちょっと遠いB市に行かねばならない。

まずは母の母の系統の戸籍を取るため電車で2時間かけてB市役所へ赴いた。GoogleMapで出てきた場所へ行くと旧庁舎で、いかにも活気がなく窓口らしいものもないのでマゴマゴしていると職員さんが少し離れた新庁舎を教えてくれた。

そこは銀行や病院みたいで、受付カードで番号を呼んでもらいできあがったらディスプレイに番号が表示される。 私のは古く住居表示も変わっている戸籍なので時間がかかる。昔の住所は「某郡某村大字某××番屋敷」がほとんどだ。

ここで出てきた最も古い戸籍は、母の母の母の兄が戸主で、その母(高祖母・天保12年生)も一員として入っていた。その父の名も書かれていたので前回書いた呼び方のない先祖になる。

母の母の父については、戸主になってからの戸籍しか出てこなかった。本来なら生まれた時の戸籍(彼の父が戸主)もあるはずだが探してもないとのこと。書き間違い等で見つからないだけかも知れないからナントカ書士にでも頼んでみるか。

その後父の母の系統の戸籍を取りにA市役所に向かうが、途中下車して有名なお寺に立ち寄った。平日とはいえいつもなら観光客や修学旅行生で賑わっているはずだが、私が行ったときは誰一人いなかった。建物の中は数人いたようだが広大な伽藍を独り占めだ。

ここで思いがけない人に出会った。リタイア後東南アジアに移住したいとか言っていた人だが金遣いが荒くて無理なよう。その人は再雇用中だが年金が出るまでに退職金を食い潰しそうとのこと。再雇用の賃金だけで私の生活費2年分のはず。でも年金は私の生活費程度だからその後どうするのだろう。

A市役所の証明書発行コーナーはとてつもなく狭くてみすぼらしかった。実はその1で戸籍を取りに行ったのはA市の支所だったのだがそちらの方がよっぽどましだ。その1では出てこなかった分を取ろうとしたのだが、その市は保存期間80年ということでやっぱり出てこなかった。相続登記を放ったらかしてある土地の相続人を調べる時どうするのだろう。

以上で取りうる戸籍は全部取った。高祖父母16人中11人まで名前が判明した。妻の妹に産ませた子を養子にして跡継ぎにしたり、女の子が方々の男の父なし児を儲ける家があったりと、昔の家族関係がわかって興味深い。

昔は子供が多いので図表にまとめる作業が大変そうだ。費用は、発行手数料だけで13,000円ぐらい、交通費を入れても2万はかかっていない。

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