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2020年5月2日土曜日

「ランニングは10m間隔を開けろ」の真実

表題のようなことが最近言われて、どこかのノーベル賞学者までが吹聴している。

10mとは直接関係ないが、私の地域でもマスクをして走っている人をちらほら見かける。すれ違う時だけタオルを口に当てるランナーもいる。スポーツ庁までがマスクして走れと言い出した。

「研究報告がある」というのがその根拠だが、直接見た人はあるのか?

さるランナーのブログでその根拠となるページ(英文)を教えていただいた。是非拡散してほしい。

https://medium.com/@jurgenthoelen/belgian-dutch-study-why-in-times-of-covid-19-you-can-not-walk-run-bike-close-to-each-other-a5df19c77d08

https://medium.com/@jurgenthoelen/why-in-times-of-covid-19-you-should-not-walk-run-bike-close-behind-each-other-follow-up-with-q-a-ca44e12cc54d

2つめのリンクにはQ&Aが載っている。Google翻訳で全文載せたいところだが著作権もあるので各自で翻訳して貰ったらいいが、闇雲に10m開けろと言っているのではないことがわかる。

10mの「slipstream」が飛沫付着の危険(感染の危険ではない。彼らは工学者だから)がある、と言っているのだ。スリップストリームとは自転車競技で風よけ(ドラフティング)になる領域ということで、ランナーの「後方10m」と書かれている。詳しく見ると、

併走する分にはソーシャルディスタンスの意味はあまりないと書かれている。

10mとは14.4km/h(キロ4分10秒、サブスリー以上ペース)の場合となっている。

集団で走るならジグザグに配置すればいいとも書いてある。

まるで「半径10m」かのように言いふらされているが、真後ろだけ、また通常のジョギングなら7m程度でいいということがわかる。

もう一つ大きなことは、この研究は査読を経ずに発表されているということ、つまりSTAP細胞と同様と言っていいのである。

この研究はマスクとは直接関係ないが、マスクさえすればバラ色なのだろうか?

この頃スーパーでもみんなマスクをしているが、マスクは免罪符とばかりにペチャクチャ喋っている人が多い。マスクは出る飛沫を100%防いでくれるのか? ネット記事で正確性は不明だがアベノマスクは布目や隙間から100%飛沫が出てくるという記事があった。マスクして喋るよりマスクなしで黙っている方が「染さない」という点ではよっぽど効果があるように思う。「染されない」方の効果がほとんど無いのは周知のことだ。


ネットでもリアルでも私設警察みたいな人が多くなってきたので生きづらい。

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